来春に向けた各中学校等での進路相談も進む中、公開授業週間に合わせて10月10日(金)、17日(金)に中学校・中学部の担当教員対象の学校説明会〈むらのセミナー〉を実施しました。セミナー当日は、それぞれ4名、9名の先生方が参加され、6月開催の第1回セミナーも合わせると、今年度の参加人数は50名となりました。
高等支援学校とは、どのような学校であるのか、そして〈むらの高等支援学校〉では、チャンス・チャレンジ・チェンジをキーワードに、どのように〈リアルな社会とつながる〉学びを実践し、就労による社会的自立を実現しようとしているのかをお伝えしました。
説明後には、約1時間をかけて授業見学をしていただきながら、授業に取り組む生徒たちとも対話をしていただきました。高校段階の進路選択肢の一つである高等支援学校のことをより理解していただくことができた有意義な時間となりました。
今後も、このような地域中学校等の先生方と意見交換する機会を大切にし、本校の魅力を発信しながら高等支援学校の理解・啓発に尽力していきたいと考えています。

【むらのセミナー参加者の事後アンケートより抜粋】
・実際に授業見学をさせていただいて、どのような学習や取り組みをしているのかが、よくわかりました。保護者や生徒と進路相談をする時に良いフィードバックができると思います。
・学校の様子や取り組みなど、すごく分かりやすく説明いただき、ありがとうございました。生徒のがんばっている様子や先生方のされている支援の手だてなど、実際に見せていただけて勉強になりました。学校に持ち帰って情報共有させていただきます。
・実際に高等支援学校が、どういう学習、実習をしているのかを見ることができて、今後の進路指導に向けてとても良い勉強になりました。私自身が想像していたよりも、実習の内容が本格的で社会に出たときのことを想定しているもので、生徒たちにとって充実したものだと感じました。
・クッキーの製造やカフェなど科目を横断して一つの取り組みを行っているのが印象的でした。流れがよく分かって、見ていて興味深かったです。また、教え子が頑張っている姿を見れてよかったです。今、見ている生徒が、この学校に通ったらどんな風に生活するんだろうなと、想像できました。
・高等支援についての説明や現状などをくわしくお聞かせいただき、勉強になりました。生徒の笑顔や礼儀、あいさつなど、就労に向けてだけでなく、人としての教育や大切なことをたくさん教えていただいているなと感じました。