府立外教の研究部会が本校で開催されました

 9月5日(土)、大阪府立学校在日外国人教育研究会(府立外教)の研究部会が本校で開催されました。会場となった教室は換気のために扉を開け、間隔をあけて着席するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じての開催でした。

 前半は、長年外国にルーツのある生徒と関わってこられた教員から、ご自身の実践とそれを通して学んだことの報告がありました。外国にルーツのある生徒に対する入学者選抜や教育サポーター制度などがなかった頃から、一人ひとりの生徒に寄り添い支援されてきた姿に感銘受けました。お話の中であった「生徒のアイデンティティを大切にすること」という言葉が、外国にルーツのある生徒だけでなく、すべての生徒を支援指導する際に重要なことだと感じました。

 後半は、外国にルーツのある生徒への支援や、民族クラブの活性化・支援、授業や教材等の情報交換がなされました。

 これまで外国にルーツのある生徒と直接関わったことがないという教員も参加していて、取組みの広がりを感じました。