日本語指導PTの進捗状況についてお伝えします。
日本語指導が必要な生徒を学校全体で支援していくために、チームを2つの部門に分けて活動しています。
『Can-Do研究部』
学校生活を困らずに過ごすために、また進路選択につながる力とは何かを考え、必要な「できること(Can-Do)」を明確にしていきます。
『コースデザイン部』
特別の教育課程による日本語指導と、本校の完全単位制を活かした履修計画の立案を行います。
●部門の現況報告
『Can-Do研究部』
桃谷Can-Doリスト(A1・A2)が完成しました。
文化庁「日本語教育の参照枠」や国際交流基金「生活日本語Can-Do」を参考に、学校生活の文脈に置き換えながら試行錯誤を重ねて作成しました。
技能別・場面別に整理されたもともと約400項目あったCan-Doリストは、約150項目に絞り込み、A2レベル(JLPT N3相当)を含む、多方面にわたってカバーしています。
『コースデザイン部』
次年度に向けて「特別の教育課程」の再検討も始まっており、日本語指導科目「学校生活の日本語」を新たに設定する予定です。すでに半期分の指導計画書も作成済みです。
また、アウトプット授業で使用する本校独自の教科書についても、表紙デザインが決定しました。