本校では在校生の夏休み期間に合わせて、春に社会へ巣立った卒業生(今年度は8期生)のアフターフォロー訪問を行っています。もちろん進路担当者が各地域の障がい者就業・生活支援センターと連携し、すでに進路先には訪問していますので、この夏は旧学年担当者による2度めの訪問となります。
「就職はゴールではなく、長く働き続けることが大切!」とよく言われます。
社会で働くことは簡単なことではありませんし、高等支援学校に在籍しているからといって企業就労が約束されているものでもありません。生徒本人や保護者の方の3年間の相当な努力の積み重ねがあってこそ、結果として到達できるものです。そして更には、その卒業時点の「就職」以上に、卒業後1年、2年...そして5年、10年と長く安定して働き続けていく「職場定着」を、本校ではより大切な目標(ゴール)としています。
春から社会人となり、それぞれの職場で奮闘している8期生の皆さん!
職場の方々のサポートに感謝しながら、「むらの」の3年間で培った「働く上で必要となる大切な力」を存分に生かして働きましょう。焦らず自分のできる仕事に誠実、そして謙虚な姿勢で取り組んでください。それが職場のため、会社のため、社会のため...そして自分のために必ず繋がってくるはずです。