1月22日(水)に本校体育館にて、創立10周年記念 第8回専門学科成果発表会を開催しました。
この成果発表会は、「就労による社会的自立」を目標に3年間のスモールステップで学習を積み上げてきた3年生が、卒業を前にして専門学科での学習を振り返り、その取り組みや学習成果を後輩たちや保護者の方、教員、そしてお世話になった地域関係機関の方々に伝え、引き継いでいくものです。
今年度も、8期生たちが12月頃から作業学習の傍ら、仲間と協力して自分たちで発表用の動画やスライド、読み原稿を作成し、発表の準備を進めてきました。発表会当日は、たくさんの来賓の方々や保護者の皆さんの前で、緊張しながらも専門学科の学習で身につけたことや後輩へのメッセージ、そしてお世話になった地域の方々への感謝の気持ちを伝えました。
また、10周年行事の締めくくりとして今年度は、第2部『就労を通じた社会自立をめざす"むらの高等支援学校"~「これまで」そして「これから」~』をテーマにパネルディスカッションを行いました。卒業生や地域の学習協力機関、学校運営協議会委員、そして進路先企業の方など、さまざまな立場の方をパネラーとしてお招きし、第1部の3年生による成果発表についての講評や、本校の10年間の取組みと今後の在り方についてなど貴重なご意見をいただきました。
会場には30名近い地域関係機関や企業の方々も来賓として参加していただき、10周年の節目となる、とても意義のある時間を多くの方々と共有できたことに大変感謝しています。
「今こそチャレンジ、未来へすすもう!」
この10周年スローガンのとおり、次の10年に向けて、むらの関係者が一丸となって切磋琢磨していきます。これからも地域の皆様には引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。