「エッグドロップ」とは紙だけで制作したプロテクターで生タマゴを守り、一定の高さから落とす科学実験です。
テーマがおもしろく、生徒は積極的に話し合うなどして取り組んでいました。
制作前に、自分の構想をみんなで共有し、お互いに点数をつけてどんなかたちが成功しそうか考えました。試行錯誤しながら最後まで工夫して制作しました。
制作後、実際に作品を順番に天井の高さから落としてみました。大きな拍手や「割れちゃった~残念!」「なんで~?」と次々に歓声が起こり、大変盛り上がりました。
ポイントは、いくつかあるようで、「落ちる方向をある程度一定にすること」(セロハンテープで重みを付けたり、パラシュートのようなものを作ったりしていました)「三角錐といったとげのようなものから落ちると衝撃を吸収しやすい」「卵を固定することで割れにくい部位に衝撃がいくようにできる」(シートベルトと呼んでいました)といった理科的な観察と思考を、生徒それぞれがお互いの作品を使った実験結果から学んでいるようでした。