「タタンタンタン!!」
「タタンタンタン!!」
「タタンタンタン!!」
グラウンドに今日も大きく生徒たちの声が響きます。
2年生グラウンドの体育はハードル走に取り組みました。ハードル間のリズムは、
「タタンタンタン!」
当初は足を合わせることが難しく、3歩ハードルがうまくできない生徒たちでした。模範動作を全員で確認し、皆で声に出しながら、足を合わせ、空中動作へとつなげていきました。股関節を大きく動かすという非日常動作を体験することで、苦しそうにする生徒もいましたが、今ではしっかりと定着し、歩行しながらであれば、全員が綺麗にハードルを跨ぐことができるようになりました。また、ミニハードルに取り組んだ生徒もいましたが、目標としていた「同じ足でハードルを越える」を達成することができました。
最後の授業では、50mハードルの記録測定を実施しました。初回に何も練習をしていない状態で計測した記録と比べましたが、およそ9割の生徒が記録を更新していました。記録更新できなかった生徒もいましたが、フォームやハードル間のリズムが上達しており、その中で、「足が滑ってしまった」や、「スタートで足が合わず、速度を落としてしまった」など、自分の中で原因が分かっているようでした。
およそ2か月の取り組みでしたが、全員が素晴らしい成長を遂げ、何より、楽しそうに躍動している姿を見せてくれました。これからプール期間が始まりますが、それぞれが前向きに取り組み、また一つ力をつけてくれることを期待しています。