1月11日(木)に学校医4人の先生方やPTA保健安全委員の保護者の方にもご出席いただき、学校保健委員会を併設の枚方支援学校と合同開催しました。
今回、枚方支援学校からは「本校の食物アレルギー対応の状況と課題」、そして本校からは「てんかんをもつ生徒の就労支援教育~むらの試行錯誤編~」の発表報告がありました。
てんかん発作時に頭部打撲をしない配慮の大切さや、発作の種類にも様々な形態があること、昔と比べて薬も進化し、臨床現場では発作の服薬コントロールができている患者さんが多くいることなどを教えていただきました。
また、進路指導においては採用する企業側には安全管理上の責任も伴い、雇用検討にあたってはより慎重に受け止められるのではないか。それだけに3年間の学校生活での手だての実績は大事になってくるであろうという助言もいただきました。
卒業後の就労による社会参加を実現していくうえで参考となる多くの貴重な助言を、学校医の先生方からいただけた有意義な時間となりました。今回の学校保健員会を通じて、安心・安全な学校づくりのためには「知識」「実践力」「判断力」の3つの力が大切であることを改めて感じました。