1月10日(水)に助産師・思春期保健相談師の竹中加奈枝さんを講師にお招きし、PTA「性に関する講演会」を開催しました。竹中さんには、毎年、生徒たちの性に関する学習「いのちの教室」の講師や個別相談でもお世話になっています。
今回の主な講演内容は、①生徒たちに教えている実際の性教育の様子、②小中学生の性の実態、③性感染症について、④人工妊娠中絶について、⑤性被害について、⑥ジェンダーについて、⑦むらの高等支援学校に通う子どもを取り巻く性に関する状況などでした。
まとめでは、‟性教育は正しい情報を正しく伝えること"、‟そして何度も繰り返し伝えることが大切" というお話がありました。
現在、高校生で思春期にある子ども、そして卒業後には社会人となる子どもを育てる保護者として、性教育に関する悩みを共有しながら考えることができた貴重な時間となりました。
【参加保護者の感想より】
●性教育は、なかなか家庭では、どういう風に話していけばいいか、分からなかったのですが、先生のお話を聞いて、特性をもっている子達だからこそ、繰り返し、しっかりと考えて、伝えていかないといけないことが分かりました。ありがとうございました。
●今回も色々なお話を聞けて本当に良かったです。性の話はこちらがしたくても、子どもの方が親から言われるのは恥ずかしいようでなかなか難しいので、学校でハッキリとした表現で教えてもらっているのがとても嬉しいです、ありがとうございます。卒業してしまうと授業も無くなり、大人になるにつれ子どもがどれくらい親に話をしてくれるか心配もありますが、度々、「性の授業あったね〜」と話題にしていきたいと思います。
●学校で、どの程度教えてもらっているかを把握できたのはとてもよかったと思います。子どもの性の関心度を気にしつつ、私なりにオープンな感じで声かけを心がけようと思いました。