10月25日(水)に、今春に本校を卒業した6期生保護者の方を3名お招きして恒例のPTA保護者懇親会を開催しました。また、偶然にその日が休暇日となった卒業生も1名サプライズゲストとして参加してくれましたので、在学中や卒業後のリアルな話を聴くことができ、より充実した懇親会となりました。
今回はコロナ禍以前の本来の形態に戻していきたいというPTA役員会の強い意向と、講師である卒業生保護者の方からも一方通行的な固い講演会形式ではなくアットホームでお互いに話しやすい懇親会にしたいという思いを汲んで、机をアイランド形式にして、飲み物とクッキーを用意しました。飲み物はPTA本部役員が買い出しに行きましたが、クッキーは事前に注文を受けたフードデザイン科「食品加工」の生徒たちが製造してくれました。また、当日の販売はリビングデザイン科「福祉」の生徒たちが担当し、併せてコロナ禍以前の取組みである『おしぼり』も用意してくれました。
おかげで懇親会開始前から終了後の談話まで約2時間、笑顔が絶えない和やかな保護者懇親会となりました!
卒業生保護者の方たちのお話はとても分かりやすく、我が子のプロフィールに始まり、在学中の実習歴や進路実現に向けた親子のさまざまなエピソードを聴かせていただきました。事前に入念な打ち合わせをしながら作成されたであろうスライド資料はたいへん素晴らしいものでした。一歩先に社会参加を経験した保護者として『むらのの子どもたち、在校生保護者のために何かできることをしたい!』という、とても熱くてハートフルな思いが伝わってくる講演と意見交換でした。
在校生保護者の方たちにとっては今、リアルタイムで直面している親としての悩みや不安が和らぐ共感の時間、そして『今、親として何をすればよいのか⁉︎」など、多くのヒントを受けとれた貴重で有意義な時間になりました。
<参加保護者の感想より>
●今回はパワーポイントで説明していただいたので、分かりやすく、話題毎にそれぞれの様子を話していただいたので、聞く側も質問しやすい雰囲気でどの質問もとても参考になりました。やはり、就職するのは大変だなと実感しましたし、就職してからも、色々あるのだなと思いました。でも、お子さん達は、就職してからも、すごく成長されている事を知って、希望がもてるというか、明るい気持ちになりました。本当に貴重なお話をありがとうございました。
●卒業生の保護者の方々、卒業生のお話興味深かったです。来年、3年生になる我が子に対する心構えみたいなものもできました。貴重なアドバイスありがとうございました。懇親会とても良かったです。聞きたかった事が色々聞けて、みんなそれぞれ色々な事を乗り越えて頑張っていて励まされました。
●卒業生の親御さんのお話もご本人の話も、これからの我が子との関わり方のヒントになって良かったです。
●今日の懇親会は、期待以上にいい時間だったなぁと思いました。就職に関する情報に留まらず、どんな性質のお子さんがどんなことに対面してどう考えたのか、とても分かりやすいお話形式でした。また、気さくな雰囲気の中、会議室にいた誰もが話しやすく、自分事という実感を持って聞けたように思います。いろんな方のお話を聞く度、1人で悩むより人と分かち合うって大事だなと感じています。私の息子は他の方とはまた違う事情を抱えていますが、それもいつか誰かの参考になるのではと期待し、お話できる日がくるのを楽しみにしています。