11月1日(水)に高槻市にある、プラスチック製家庭用品や工業用コンテナ、リール巻きポリ袋などを製造されている矢崎加工株式会社を訪問見学させていただきました。同社には一昨年度、昨年度と本校卒業生を雇用していただいており、また1、2年生の職場実習にもご協力をいただいています。
当日は前島邦宏工場長のご挨拶や会社概要、イレクターなどの製品紹介、そして障がいのある方の雇用状況などの説明をお聞きした後、工場内を見学させていただきました。
工場見学は、一次加工、二次加工、ピッキングなどの製造工程を分かりやすく教えていただきました。工場内が主力製品のイレクターで効率よくカスタマイズされていることに驚きました。
本校卒業生は、主に二次加工とピッキングの部署で、作業に取り組みやすくなるよう手だてを講じていただいて、それぞれ落ち着いて働いており、職場の皆様の自然なサポートに心が温まりました。
前島工場長の「ハンディキャップはあるのだろうが、できる作業はたくさんあります。むしろ黙々と作業に取り組んでくれるので、会社としては戦力です!」というお言葉に保護者も教員も感謝の気持ちでいっぱいになった施設見学会となりました。
<参加保護者の感想より>
・工場などではどんな風に仕事をしているか、よく分かっていなかったので実際に見れて本当に良かったです。仕事のやり方も工夫してもらえるなど働きやすい環境を作っていただいてて親としては、こんな会社に入れたら!と思う所でした。 また、卒業生の方のことを戦力と言ってくださったのが本当に嬉しかったです。
・すごくアットホームな会社で、障がい者にすごく寄り添ってくださるところだと感じました。行って良かったし勉強になり、障がい者の親として、こういう障がい者を1人の雇用者として見てくださっていることに、安心しました。
・施設見学が初めてです、大変勉強になり良かったです。
・むらのの卒業生を含め、障がい者雇用の方々が本当にいきいきと働いている姿と、一社員として認められ、頼りにされている姿に、とても感動しました。
・実際に卒業生が働いている所を見ることができ、職場の雰囲気も感じることができよかったと思います。職場の方に聞きたいことも直接聞くこともでき、とても勉強になりました。