3月2日(火)18時から、後期卒業証書授与式を挙行しました。多くの保護者やご家族にご臨席いただき、17人が卒業しました。ご卒業おめでとうございます。朝からの激しい雨も午後には止み、登校時間には晴れ間ものぞいていました。卒業式のために、雨が空気や道をきれいにしてくれたように感じます。
卒業生の中には、いわゆる学齢期に学ぶことができず、50代60代になってから中学校の夜間学級で学び本校に入学してきた生徒がいます。不登校であった中学校時代を乗り越え、高校で学びたいという思いをもって入学してきた生徒がいます。一旦他の高校に入学したもののうまくいかず、転入学や編入学してきた生徒がいます。仕事をしながら通学した生徒もたくさんいます。この日卒業した生徒の年齢は、10代から70代。本校での在籍期間は1年から6年。通算で7年半高校に在籍した生徒もいます。17人それぞれのドラマがあります。
卒業生を代表して2人の生徒が「卒業の言葉」を述べました。2人とも不安な気持ちを抱えながら本校に入学し、様々な体験を通して大きく成長しました。学校生活を続けてこられたこと、卒業を迎えられたことに対して、保護者や先輩への感謝の気持ちが述べられました。あわせて、教職員への感謝も述べていただき、とてもありがたい気持ちです。
17人の卒業生が、桃谷高校で学び卒業したという「自信」と「誇り」をもって、今後大きく羽ばたいてくれることを願っています。
本校は2学期制で、昨年9月に12人が卒業しました。今年度の卒業生は合計29人です。