本校には、教職経験年数の少ない教員が多くいます。それらの教員の力量と同僚性を高めるために、新卒3年めまで全員と希望する教員を対象として、校内自主研修「フレッシュマンセミナー」を実施しています。7月5日(金)に第2回を行いました。
今回のテーマは「広報」。本校には、中学校までに不登校を経験した生徒や外国籍、外国にルーツのある生徒(中には日本語の習得が十分でない生徒もいます)、他の高校でうまくいかず本校にかわってきた生徒など、様々な課題を抱えた生徒が在籍しています。それらの生徒を本校では丁寧に支援指導し、本校での学びを通して自立へと向かわせています。
様々な課題があり真に本校を必要としている中学生等はたくさんいると想像できますが、本校の特長などが十分には伝わっていないのではないか、うまく伝えるにはどうすればいいかという問題意識から今回の研修テーマになりました。
研修担当の首席と入学者選抜委員会実務主担者の説明ののち、協議を始めました。「本校にはどのような生徒が在籍しているのか」「授業や学校行事の特徴は」「普段の学校生活の様子は」などを出し合ったのち、「学校説明会等に来ることができる人に、どうすれば本校のよさを知ってもらえるか」「学校説明会等に来ることができない人に情報を届けるにはどのような方法が効果的か」を検討しました。
1時間半の研修でしたが、様々なアイデアが出てきました。このアイデアを今年実施する学校説明会等で活用したいと考えています。