7月20日(金)、「日々の『気づき』を生徒の支援につなげる」をテーマに校内研修を行いました。年次ごとのグループで、発達や愛着に課題があると思われる架空の事例をもとに、①情報を整理し、②「なぜ?」の視点から背景や抱えている課題を考えるアセスメントを行い、③具体的な取組みを検討しました。首席が進行し、本校に来ていただいているスクールソーシャルワーカー(SSW)にポイントを整理していただきました。実際に本校の生徒にありうる事例で、どの年次も真剣に考え、検討していました。SSWのまとめで、複数の視点から生徒をとらえることのメリットが話されました。①1つのケースを多角的な視点から考えることができる、②責任の分散ができる。この2つを合わせることで、「いろいろな背景を抱えた生徒にとって、学校という存在がセーフティネットとして機能する」とお話しいただきました。
本校には、様々な課題を抱えた生徒が多数在籍しています。そんな生徒が、安心して学校生活を送り、学習することができるよう、生徒一人ひとりの背景や課題をしっかり見つめ、的確な支援ができるように、今日の研修で学んだことを、実際の場で生かして行きたいと思います。