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新着任教職員研修「コリアタウンフィールドワーク」を実施しました

 本校が位置する大阪市生野区は、古くから朝鮮半島とつながりの深い地域です。そのため、本校には韓国朝鮮にルーツのある生徒が多数在籍しています。

 「地域を知ること」「生徒の生活背景を知ること」を目的として、毎年この時期に新着任教職員研修としてコリアタウンフィールドワークを実施しています。今年は5月18日(金)の午後に行いました。

 学校を出発し、日本最古の橋と言われる「つるの橋跡」、漢字と儒教を日本に伝えた王仁博士が仁徳天皇に贈った歌の石碑がある「御幸森神社」を見学し、「コリアタウン」と呼ばれている「御幸森商店街」に入りました。キムチなど韓国朝鮮の食品を扱うお店や焼肉屋、韓国のグッズなどが売られているショップが並んでいます。平日にもかかわらず、観光客と思える人がたくさん訪れていました。途中、お店で働いている本校生徒に出会うことができました。コリアタウン(御幸森商店街)の端まで行き、曲がりくねった川からまっすぐに改修された平野川を見て、当時の工事の大変さを感じました。その後、大阪朝鮮第四小学校を外から見学し、学校へ戻ってきました。

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   (つるの橋跡)     (小野小町の歌碑)

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         (御幸森神社)           (王仁博士が贈った歌の石碑)

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                 (コリアタウン(御幸森商店街))

 前日に日本と朝鮮半島の歴史やコリアタウンの成り立ち等についての事前学習を行っていましたが、実際に現地を訪れ、見て、たくさんのことを感じたフィールドワークになりました。

 23日(水)には1年次生が人権学習でコリアタウンフィールドワークを行います。生徒にも、たくさんのことを感じてほしいと思っています。