昨日、一般社団法人日本損害保険協会から講師をお招きし、「自転車の交通事故とその責任」をテーマとした「交通安全講習会」を開きました。
本校は多くの生徒が自転車で通学して通学しています。また、日常生活で自転車を使っている生徒や教員も多数いると思います。自動車や単車の交通事故についてはイメージができる生徒の多いと思いますが、自転車が加害者となる交通事故によって、死者や重篤な後遺障害が生じ、高額な賠償請求事例も発生しています。
このような問題を踏まえ、大阪府では自転車の安全で適正な利用を進めるために、昨年7月に「大阪府自転車条例」が制定されました。自転車事故の備えと、被害者の救済を図るため、自転車利用者(未成年者の場合は保護者)は、自転車保険に加入しなければなりません。
講習会の中でも実際の事故の様子が映し出され、事故の恐ろしさを再確認しました。テーマ「自転車の交通事故とその責任」のとおり、生徒一人ひとりがその意味を十分に理解し、「加害者」にも「被害者」にもならないことを祈っています。