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第4回天高アカデメイアを開催しました

第4回 天高アカデメイア 「音声・歌声情報処理の現在と未来」
明治大学 森勢 将雅 准教授    

令和3年6月16日(水) 16:00~:視聴覚教室  

音声の合成は1939年にはじめて実現され、はじめは音声圧縮していたが、現在では精密に分離することが可能になった。高さ・音色によって錯聴の効果や人からの印象も変わる。また、ボーカロイドのような音声の編集も統計的合成では個性の表現は困難であるが深さ・高さなどで作り手の個性を出すことも可能である。

【生徒感想抜粋】

・普段から聞いている声の中にもたくさんの情報があって、それを調べることで学習や健康に有効活用できることがわかった。今回の講義を聞いて、普段から聞いていたり見ていたりするものやことには無限の可能性があって、それを詳しく調べることで人間の生活がより良くなるかもしれないということがわかった。

・音高錯覚については自分自身半分ほどしか正解できなかったため詳しいことを調べてみたいと思いました。理系が苦手ですが、勇気を出して今回参加し、たくさんの知識と意欲を得ることができてとてもよかったと思う。

・仮説と結果が異なることが多々あることがとても印象に残った。そこに人間の計算でははかりしれない行動の謎の深さを感じた。改めて研究することの面白さや楽しさ、すばらしさを知ることができた。一見、役に立たなさそうな研究結果もそのメカニズムを解明することで、他分野にうまく応用できるかもしれないという、そのドキドキ感がたまらない。

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