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第1回天高アカデメイアを開催しました

第1回 天高アカデメイア 「塗って作れる太陽電池~ペロブスカイト太陽電池の開発研究の最前線~」
京都大学化学研究所 若宮 敦志 教授    

令和3年4月23日(金) 16:00~:視聴覚教室  

現在の地球の石油埋蔵量は約1兆バレル,46年で使い切ってしまう量といわれている。ペロブスカイト太陽電池は非常に薄く,持ち運びが容易で弱い光でも発電が可能である。研究に必要なものは,妄想力と積極的視点であるとのことだ。

【生徒感想抜粋】

・めざしていたものとは違う現象や間違いから新たな発見がうまれることもあり、間違いと失敗と考えずにそこから新たな発見を見出すことが大切だというお話に感銘を受けました。化学だけでなく日常の生活にも言えることだと思うので、失敗を恐れずに努力したい。

・たったあれだけの厚みで従来の太陽電池以上に電気を手軽に発電できるなんて驚きました。形を自由に変えられる点は、たくさんの場所で効率よく発電するために大きな利点になると思います。広い土地の少ない都市や、発展途上国などでも使われたら本当にエネルギー問題も解決に向かうかもしれないと思いました。また災害時の発電も考えていなかったことなのでなるほどと思いました。

・ペロブスカイト太陽電池のすばらしさ、将来性、作ることの大変さ、すべての話が私の想像を超えていて感動しました。まだ高校に入学して間もない、ちっぽけな「私の世界」の扉が開かれたように感じました。もっと勉強して自分のしたい研究を見つけて突き進んでいきたいと心の底から思いました。

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2021042306.jpg サテライト会場:地学教室 の様子