よくある質問集(FAQ)
●学習・授業等について
Q.コロナやインフルエンザなど出席停止期間中の授業は、オンラインで受講できますか?
⇒ 新型コロナウイルス感染症の濃厚接触などの場合は、一定の手続きの後、授業を配信するという対応を行っています。
Q.東京スタディツアーは、希望者は全員参加できますか?
⇒ 訪問先の受け入れ可能人数の範囲内で、原則としては、申込者は全員参加可能としております。3年ぶりに実施した平成4年度は、1・2年生合わせて24名が参加しました。
Q. 授業は難しいですか?
⇒ 生徒の皆さんの「高い志」を育成し、潜在力を引き出すために、豊かで高いレベルの教科指導を行っています。生徒の皆さんの主体的な深い学びを実現させるべく、教員も日々研鑽しています。
Q.65分授業のメリットは? ⇒ コチラ
*参考*「茨高生の一日」もご覧ください。
Q.予習・復習はどの程度必要ですか?
⇒ 自宅での学習は、平日は、最低でも学年+1時間は必要と言っています。土・日には、平日にできなかったことを含め、十分に時間をとる必要があるでしょう。部活動との両立で忙しいのですが、予習・復習をして日々の授業に臨むことが大切です。
Q.「補習」はありますか?
⇒ 各教科で必要に応じて実施しています。日頃から個人的に質問をする生徒も多いですが、特に定期考査前は、職員室等のホワイトボード前が質問に訪れる生徒たちでいっぱいになります。
Q.「講習」はありますか?
⇒ あります。生徒が、自主的に先生に講習を依頼するケースもあります。講習では、授業を発展させた内容を扱います。3年生の後期には、土曜講習が行われ、各自が、自分に必要な講習を計画的に受講しています。
Q.学習についていけなくなった時の措置は?
⇒ 人によって、得手、不得手はあると思いますが、日頃の予習・復習をきっちり行ったうえ
で授業に臨んでいれば、勉強についていけなくなることはまずありません。わからないこと
は、質問すれば、先生は丁寧に教えてくれます。また、本校では、友だち同士で教え合う光景
もよく見られ、教えられる方だけでなく教える方も、自分の理解を確認することによってさ
らに力をつけていきます。
Q.高校で塾に行く必要はありますか?
⇒ 大学入試に必要な学力は、日々の授業の学習で十分養成できます。塾や予備校に依存しない自学自習の習慣を身に付けることが大切です。受身の学習姿勢では学力の伸長は期待できません。たとえ、塾や予備校を利用する場合でも、自分で学習する姿勢を堅持するようにとアドバイスしています。
Q.「行事や部活に取り組むこと」と「大学に進学すること」の両立は可能ですか?
⇒ 可能です。これまでの卒業生も、行事や部活動に精一杯取り組みながら、希望する大学への進学を実現してきました。希望する大学への進学を実現する力をつけさせることを大切にしつつ、同時に、行事や部活動などの特別活動への取組みを通じて、卒業して社会に出た時に優れたリーダーシップを発揮できる力を育んでいます。本校ではこれらを両立できる力の育成をめざし、教育活動を展開しています。
●カリキュラムについて
Q. 文系・理系はいつ分かれますか?
⇒ 1年次後期に科目選択を行い、2年生から「文科」と「理科」に分かれます。
但し、文系と理系ということでのクラス分けは基本的にはしていません。多様な「志」が触れあい、刺激しあい、切磋琢磨することが生徒の成長につながると考えています。
*参考* コチラ(イメージ図) もご覧ください。
Q. 文系・理系の割合、それぞれの男女比はどのくらいですか?
⇒ 年度によっても違いますが、理系対文系は、近年約2:1で、その内男子の占める割は6割ほどです。
Q.カリキュラムの特徴は何ですか?
⇒ 新教育課程実施にあたり、GLHS指定(H23)以来取り組んできた本校独自の探究活動を、「IBARAMAⅠ~Ⅳ」に再編成し、情報活用能力・課題解決能力・プレゼンテーション能力を総合的、一体的に学べるカリキュラムとなっています。
探究活動のさらなる充実・深化をめざしています。
・1年次:「IBARAMAⅠ」で探究に向けての基礎的な素養を身に付け、探究のプロセスを学
び実践する。
・2年次:「IBARAMAⅡ・Ⅲ」の授業では、自分が抱いた問題意識を出発点とし本質に迫る
ことを目標としている。自ら設定した課題について、本格的な研究に取り組む経
験は大学への学びに繋がります。小グループで取り組み、協働すること、議論す
ることを大事にしています。
先行研究検討 ⇒仮説を立てる ⇒調査・実験 ⇒分析・考察 ⇒発表(全員)
・3年次:「IBARAMAⅣ」では、情報活用能力の定着を図ります。
●行事
Q. どんな行事がありますか?
Q.たくさんの行事がありますが、全員がついていけるのでしょうか?真面目で学力は高いが内気な生徒が辛い思いをしないような配慮はされているのでしょうか?
⇒ 全員が同じ方向を向いてすべての行事に参加することが求められることはありません。
卒業生の言葉より(高校時代を振り返って)
「勉強に一生懸命な人、クラブ命!の人、行事に全力投球の人・・・・・何に頑張って
いるかは人それぞれ違っていたけれど、3年間のどこかの時期に、何かしらに夢中にな
ったことが、みんなきっとある・・・」
本校では、さまざまな行事の中で、いろいろな役割を経験して成長していきます。
社交的な生徒もいれば、内気な生徒もいて、運動が得意な生徒もいれば、苦手な生徒もいるけれど、さまざまな個性を尊重しあっている生徒集団であるということ、また、その個性に応じた関わりができる行事となっています。さまざまな行事に自分なりの 関わり方をして、その中で、いろいろな役割を経験し、リーダーシップ、フォロワーシップを身に付け成長していきます。
Q.3年生が行事の中心となっていますが、学業との兼ね合いや進路選択の弊害にはならな
いのでしょうか?
⇒ 茨高生は、2年生後期の分水嶺「受験生になる」から、計画的に受験勉強に取り組んでいきます。本校生の成績の伸長曲線は、他校生とは違うかもしれません。
9月1日の体育祭をやり切った後の達成感は進路実現に向けての原動力となり、進路
を切り拓いていく自信とたくましさにつながっています。
Q.妙見夜行登山50kmは、体力のない生徒でも安全に取り組めるのでしょうか?
⇒ 希望者対象の行事ですから、参加の判断は、本人および保護者の方にしていただきま
す。校医による事前検診も行い、予行の歩行も行った上で、参加してもらいます。当日
は十分な休憩も取り、安全対策を講じておりますので、健康上の問題がなければ大丈
夫だと思います。
●進路について
Q.進学実績について教えてください。
⇒ 進路状況 をご覧ください。
Q.主体的に生徒自ら進路を考えるような取り組みはありますか?
⇒ <前半期「茨高生になる」>
①入学後間もない時期に、「スプリングセミナー」を行います。全員が京都大学吉田キャンパスを訪れ、百周年時計台記念館のホールを借りて実施しています。
②夏休み前後には、秋の科目選択に向けての取組を行います。
夏休みから秋にかけて、本校独自やGLHS、大学主催の模擬講義などが多数実施され、自主的な参加を促します。
③懇談や校内実力テスト、外部模試などを通して、進路に対する意識を高め努力していきます。
④上記②の模擬講義等や③は、2年進級後も随時実施されます。
<後半期「受験生になる」>
⑤2年後期初日に「オータムセミナー」を行います。卒業生の大学教授を招いて本校体育館で講演していただき、生徒達が先輩の研究に対する姿勢や生き方に学び、社会に自分をどう活かすのかを考えるきっかけとします。
⑥1年時より展開するIBARAMAでの探究活動の仕上げに向けて活動を深化させる中で、自ら設定した問いを追究する手法を体得し、大学での研究活動の基本を身につけます。
⑦上記②の模擬講義等や③、2年秋の科目選択などを通じて、進路をより具体的に考えます。
⑧3年の校内模試等では、希望する進路に向けての受験科目を受験し、指針としていきます。
Q.指定校推薦入試について教えてください。
⇒ 例年、本校は、多くの私立大学から指定を受け、夏期休業終了後すぐに、主な大学・学部と条件の一覧表を教室掲示して受験希望者を募りますが、大半の生徒が国公立を志望していることもあり、応募者は数名に留まっています。
Q.現時点で将来の目標は全く考えていないが、入学しても大丈夫ですか?
⇒ 全く心配ありません。現時点で目標設定が出来ていないのはある意味当然です。本校での教育活動を体験する中で自らを知り、目標を見つけ出して行くための「しかけ」を多数用意しています。
●部活動について
Q.どのような部活動がありますか? 加入率と兼部について教えてください。
⇒ 文化系・運動系あわせて、43の部・同好会・サークルがあり、多彩な活動をしています
。クラブ加入率はほぼ100%です。兼部している生徒もたくさんいます。
兼部の場合、部によって活動曜日や時間が決まっているので、両立が可能なクラブを選択して、入部することになります。昼休みだけ活動しているクラブもありますし、1か月に数回のみ活動のサークルや同好会もありますから、自分のペースに合わせて掛け持ちは可能です。
Q. ライフル射撃部や、スキー部に入るとどのくらいお金がかかりますか?
⇒ ライフル射撃(令和4年):協会・団体加盟費5,000円、部費1,500円/2か月
試合関係で、エントリー代1,000円前後と交通費 毎年、約2~2.5万円
スキー部:冬休みと春休みに合宿に行きます。それぞれ10日間程度で予算は約15万円で
す。その他、道具等を購入するのであれば、その費用は必要です。
Q.プログラミング部に近い部はありますか?
⇒ 数学研究部が近いのではないかと思います。
Q.部活動時間は何時までなのですか?
⇒ 4月~10月は、午後6時(完全下校6時20分)、11月~3月は、午後5時(完全下校5時20分)までです。ほぼ、全員が部活動に参加し、学業との両立を工夫しています。
Q.芸術系大学へ進学を目指してピアノを頑張っている/学校外のチームで活動しているが大丈夫ですか?
⇒ 全く問題ありません。複数兼部している生徒も多く、お互いの立場や努力を尊重しあう空気が強いので、自分のペースで学校生活を送ることができます。
Q.茨高の水泳部は、水球だけですか?
⇒ 水球中心ですが、競泳の生徒もいます。
●修学旅行について
Q. 修学旅行はどこへ行くのですか? コチラへ
⇒ 本校では、修学旅行を「宿泊野外行事」と呼んでおり、2年生で実施しています。行き先をはじめとして、旅行業者の選定や活動内容も、入学後に生徒の行事委員が中心となって自分たちで決めていきます。 この行事の準備や運営を通じて、課題解決力や企画力を身につけていきます。
グローバルリーダーズハイスクールの指定を受けて、平成24年度から宿泊野外活行事は海外で行っています。現地の高校生や大学生との交流等の活動を通じて、異文化を体験しています。R2年度以降は、新型コロナウイルスの世界的流行の状態を鑑み、行き先を国内として計画しています。
行き先や活動内容については、<宿泊野外行事>をご覧ください。
Q.宿泊野外の際は食事でアレルギー対応はしてくれますか?
⇒ 食事については、事前に旅行社を通じて、可能な範囲で成分確認を行い、アレルギーを
お持ちの生徒さんについては、個別に丁寧に対応しています。
海外の場合、正確な成分確認が難しい場合もありますが、現地提供の食事について、旅
行社を通じて、できる限りの事前調査、打ち合わせを行い、本人・保護者とも対応策を
話し合った上で参加していただいています。かなり重篤なアレルギーをお持ちの生徒さ
んもこれまでに海外宿泊野外行事に参加しています。
●英語教育について
Q.英語教育において特徴的な取組みはありますか?
⇒ 生徒全員に対し、国内の難関大学の入試に十分対応できるように1年から指導を行っています。さらに、将来、海外の大学で学ぶことや、グローバルに活躍することを視野に入れて、1年からスピーチ、プレゼンテーション、エッセイライティングに、2年ではディベートにも全員が取り組みます。さらに選択科目として、2年で「Advanced English」を設け、英語運用能力のレベルアップを図っています。
また、冬休みには「英語イマージョンプログラム」を実施しています。イマージョンとは「浸す」という意味です。ネイティブ講師による英語漬け講座を少人数グループで受講し、英語によるプレゼンテーションやディベート、外部資格・検定のためのスキルアップに挑戦しています。1・2年生の希望者対象ですが。毎年大勢の生徒が希望しています。
Q.授業はオールイングリッシュですか? また、その場合、ほとんどの生徒が理解できているの
でしょうか?
⇒ オールイングリッシュの授業もありますし、そうでない授業もあります。日本語を介したほうが、効果的な内容(例えば「文法」や、難易度の高い「長文読解」の授業など)では日本語で行っています。
オールイングリッシュの場合でも、生徒の皆さんの理解を確かめながら、進めていきますの
で、理解できないということはまずありません。
●国際交流について
Q. どのような取り組みがありますか?
⇒ 海外を目的地とした「宿泊野外行事」を、2年生全員が経験する「国際交流」として、本校の大きな柱に据えています。現地では、高校生や大学生との交流行事に取り組みます。
宿泊野外行事の準備として、1年次の後期に、大阪大学の留学生(約60人)を招き、交流会を実施して、コミュニケーションツールとしての英語の重要性を体験します。
また、海外からの訪問団、修学旅行生等も積極的に受け入れています。
詳しくは<国際交流事業>をご覧ください。
Q.留学生は受け入れておられますか?
⇒ 毎年海外からの留学生を受け入れています。R4エストニア・フィンランド、R2~3メキシコ、R1モンゴル、H30パラグアイ、H29フィンランド、H28タイ H27、26ドイツ。
●海外留学について
Q.在学中に留学は可能ですか?
⇒ 可能です。毎年、長期留学(1年以上)する生徒、夏休み等を利用して、アメリカ等、さまざまな国に短期留学する生徒がたくさんいます。
Q.留学プログラムについて教えてください。
⇒ 本校では、「宿泊野外行事(修学旅行)」を核とする様々な教育活動を通して生徒全員が国際的視座を獲得することに重きを置いていることなどから、独自のプログラムはありませんが、毎年、さまざまなプログラムに応募し、参加しています。(近年では、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、ベラルーシ等)
Q.1年間留学すると、その後どういう扱いになるのですか?
⇒ 留学終了後、本人の希望に添って、「留学審査委員会」において留学先で取得した単位の認定と進級を審査します。ただし、留学を貴重な経験とする一方、本校で3年間過ごすことも重視して、進級を希望せず本校の教育課程に取り組む生徒もいます。
●その他
Q. 茨木高校に制服はありますか?
⇒ 制服を定めています。男子は詰め襟で、夏期はカッター開襟。女子はセーラーで、襟、袖などに白線3本が入り、夏期は白地の上衣としています。生徒心得によると制服についての最低限の心得としては、「清楚端正を旨として華美に流れないようにする。」となっています。「茨高の教育」>「生徒心得」をご覧ください。
Q. 制服以外での通学は可能ですか? 女子のズボンなどジェンダーにとらわれない対応はされて
いますか?
⇒ 制服以外での通学、女子のズボン着用等は、個別にお話しを伺い、対応しております。
Q. 校則は厳しいですか?
⇒ 茨木高校に校則はありません。あるのは「生徒心得」だけです。茨高生は「自主自律」の精神に基づき行動します。
Q. スマホやタブレットの持ち込みと使用について、ルールがありますか。
⇒ 本校では、生徒との信頼関係の下、スマホの持ち込みは禁止しておりません。授業中の使用は基本的には禁止していますが、必要な場合は使用を認めている場合もあります。
タブレットについては、R3年度に1人1台端末全員配布(在学中の貸与)となりましたので、
授業においても積極的に活用していきます。入学時に、同意書兼借用書を提出していただき
ご家庭で気を付けていただきたいこと等を確認していただきます。
Q. 通学地域はどのようになっていますか?
⇒ 平成26年度から、すべての大阪府立高等学校の通学区域が府内全域となりました。 本校は、公共交通機関のそれぞれの駅やバス停から近い大変便利な位置にあります。
(阪急茨木市駅より650m,JR茨木駅より750m)
Q.図書館の蔵書冊数や利用について教えてほしいです。
⇒ 約4万冊を配架しています。茨高生にふさわしい本を選書しています。
Q.学校徴収金等について
⇒ 詳しくはコチラへ