2年生 人権学習では、「SNSトラブルの事例から人権について考える」や「互いの違いを認め合う」という学習を終え、生徒からは「人は考えていることも、大事にしているものも様々で、それを認めることが大切だと分かった」等の声がありました。
12月に「LGBTQ+について」というテーマで、講師として森田一花さん(漫画家・イラストレーター )をお招きし、講演会を実施しました。森田さんは「部屋が暗くなるのでプロジェクターは使用しない。自分の顔を見て声を聞いて感じ取ってほしい」とおっしゃって、ご自身のことを丁寧に語ってくださいました。生徒は、自分らしく生きようとする森田さんの生き生きとした姿を見て、声を聞き、多様な性について心で理解してくれたようでした。生徒からは「人を否定しないような人になりたい」という感想がありました。
森田さんの「デリケートなテーマだから気を付けて発言しなさいではなく、自然なことなのだから、自然に語り合える世の中にしていきたい」という言葉が心に残りました。多様な性のありかたを認めるということは、これから就労し社会で生きてゆく生徒たちにとって欠かせない、大切な考え方だと思います。良い学習の機会となり嬉しく思います。