自立活動

自立活動とは

「自立活動」は、特別支援学校独自の指導領域です。 「自立活動」は、児童生徒ひとりひとりの障がいの状況や発達の段階に応じて「人間形成を図る上で 障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図るために必要な知識、技能、態度を養う ことから、その習慣形成に至るまで」(特別支援学校学習指導解説自立活動編)をめざす教育活動です。

指導内容

児童生徒一人ひとりの実態をもとに、特別支援学校学習指導要領に示された内容(6区分1)27項目)の中から必要な項目を選定し、それらを関連付けて具体的な指導内容を設定します。指導はひとりひとりの自立を目指して設定された目標を達成するために「個別の指導計画」を作成し、計画的に行います。
児童生徒の障がいの状態により必要に応じて理学療法士等の専門家2)の 指導・助言を得ながら内容を設定し指導にあたります。

1)自立活動の区分 「健康の保持」「心理的な安定」「人間関係の形成」「環境の把握」「身体の動き」「コミュニケーション」の六つの区分。「人間としての基本的な行動を遂行するために必要な要素と、障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するために必要な要素」(特別支援学校学習指導解説自立活動編)の代表的な要素27項目を六つの区分に分類・整理したもの。

)福祉医療関係人材の活用(自立活動相談)
本校ではボバース記念病院等の協力のもと、 理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)臨床心理士(CP)が来校し、児童生徒の運動機能等の課題や指導法について教員が相談できる体制を作り、指導内容の充実を図っています。

指導体制

自立活動の指導は、教育活動全般を通じて行うほか「自立活動の時間」を設定し、「個別の指導計画」に 基づいて全教員が指導にあたっています。

教材教具の紹介

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