学校長あいさつ

学校長あいさつ こうやん.png 

昨年度に引き続き、校長をおおせつかりました 天野 ちさと(あまの ちさと)です。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、昭和37年に「大阪市立光陽養護学校」として開校し、令和4年、創立60周年を迎えた歴史ある学校です。

 「光陽」という校名の由来は、昭和37年開校時の中井 光次 大阪市長が自ら、「温かい愛情と明るい雰囲気あふれる学校」になるようにとの思いで命名された、とうかがいました。その校名に込められた思いを受け継いで、今日にいたっています。

 「チーム光陽!」として、児童生徒の一人ひとりの「自立と自己実現」にむけての教育実践、地域社会に「多様性社会の実現を推進できる学校」をめざします。児童生徒のみなさんが、安心・安全で楽しい学校生活が送れるように、教職員一同、引き続き取り組んでまいります。

 昨年度、令和5年度は新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置づけが5類となり、様々な制限がなくなり、社会的にも落ち着いてきました。学校においても、ようやく本来の教育活動を行えるようになりました。そのような中で、本校高等部の生徒が「全国ボッチャ甲子園」において予選を勝ち抜いて全国大会に出場したり、鹿児島で開催された特別国体に大阪市代表のボッチャの選手として出場したり、「ミラコン2023~未来を見通すコンテスト~プレゼンカップ大会」では自分の思いをわかりやすくプレゼンテーションし、大阪府代表となり近畿地区大会で2位になったりと、うれしい活躍がありました。今年度も、本校の児童生徒が一人ひとりの可能性を広げられるよう、授業をはじめとして様々に取り組んでまいります。

 その一方で、令和6年1月には能登半島で大震災があり甚大な被害をもたらしました。石川県にある特別支援学校の中には被災された学校もありました。「命を守る」という学校の使命を痛感いたしました。今年度は、より一層、安心・安全な学校をめざし防災対策に力をいれていきたいです。

 予測困難で急激に変化する時代の中で、いままでの光陽支援学校の教育実践を大切に、これからの未来をみすえて、教職員一同力をあわせて、さらにアップデートした光陽をつくりあげていきます。

 保護者の皆さまや地域の方々とともに、子どもたちの笑顔のために、力を尽くしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

                              令和6年4月1日

                           大阪府立光陽支援学校

校長  天野 ちさと