学校長あいさつ

本校は昭和37年に「大阪市立光陽養護学校」として開校し、令和4年には創立60周年を迎えました。平成21年度には病弱部門が設置され、大阪府で唯一の肢体不自由部門と病弱部門が併置された特別支援学校です。


「光陽」という校名は、開校当時の大阪市長であった中井光次氏が、「温かい愛情と明るい雰囲気あふれる学校になるように」との願いを込めて命名されました。また、校歌の歌詞には、「みがき続ける心とからだ」という一節があります。本校はこのような創立当初の思いや願いを受け継ぎ、皆様のご支援を受けて今日に至っています。


本校は平成5年度より、教職員によって作成した「光陽支援学校グランドデザイン」のもと、学校教育目標「自分の願いや思いを『表現する力』と『社会に参画する意欲』を育てる」の具現化をめざし、「チーム光陽」として教職員が協働し、児童生徒の将来を見据えた教育を進めています。


児童生徒のウェルビーイング、そしてインクルーシブ社会の実現に一歩でも近づくために、肢体不自由教育及び病弱教育についての授業研究や教材研究などを深め、自立活動の指導力向上に努めることを通して、地域の特別支援教育のセンター的役割を果たしていく所存です。ご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

令和7年4月

大阪府立光陽支援学校

校長 川村 典子