北野高校の校則について

「生活の手引き」(生徒手帳)より

指導部

◆主要な生徒の心得

本校では、自主的に個性豊かな人格を養い、社会と人類に貢献する人間を作ることを教育の方針としており、そこに教師と生徒の信頼関係が成り立っている。

この信頼の上に、生徒はよく学校の指導を受け、これに従うことを高校生活の第一義と心得なければならない。

次に挙げたことは、本校生徒として、是非とも知り、また守らねばならい最低の生活基準である。

守るべきことはよく守って、明朗、活発で、誇り高い北野高校生としての生活をあやまらないように努めねばならない。

1 礼儀

すべての人が相互に敬愛し、切磋琢磨することによって学校教育が成り立つのであるから、先生に対して会釈し、また生徒間でも挨拶を怠らないように努め、外来者に向かっても礼を失わないように心掛けること。

2 言語・動作

お互いの人格を尊重し、上品、明瞭、丁寧、活発であるように心掛け、粗暴、軽佻浮薄、柔弱にならないように努めること。

3 服装及び所持品

高校生の品位にふさわしく、質素・清楚を旨として、贅沢華美に流れないこと。

  1. 通学の際は、別掲の制服を着用のこと。
  2. 上靴などについては、別に指示する。
  3. 頭髪は男女共に、高校生としての品位を失わないようにすること。
  4. 貴重品はみだりに持参しないこと。
  5. 所持品には、できる限り記名をしておくこと。

4 生徒の義務

  1. 清掃当番、日直当番。
  2. 学級委員その他の役員の任務。

5 学習の態度

  1. 正当な理由なくして、遅刻・早退・欠課・欠席をしないこと。
  2. 自習時間にも、他の授業の妨げにならないよう静粛にすること。
  3. 室内では、防寒着を着用しないこと。

6 選挙活動や政治活動

学校の校内においては、選挙活動や政治活動を行わないこと。ただし、学校教育上支障がなく、校長の許可がある場合を除く。

7 諸届

  1. 欠席・欠課・早退・遅刻等は、その理由を事前に、やむを得ない場合は事後速やかに、所定用紙で学級担任に届けること。なお、病気欠席1週間以上わたるときは医師の診断書を添えること。
  2. 休暇中のホームルーム活動・部活動・旅行(学割)・登山・アルバイト等は、事前に指導部に届けること。
  3. 住所等の変更は速やかに担任に申し出、住民票の写しと所定用紙を提出すること。

8 忌引

近親者の死亡の場合、忌引は次の日数以内で認められる。
父母・・・・・・・・・・・・・・・・7日
祖父母、兄弟姉妹・・・・・・・・・・5日
曾祖父母、伯叔父母、同居の親族・・・3日
その他の親族・・・・・・・・・・・・1日

9 考査に関する注意

[考査前]

  1. 考査時間割及び使用教室一覧表は、原則として、1週間前に総務に配布する。
  2. 考査の2日前(2平日前)から、許可なくして教員室・準備室に入ってはならない。
  3. 考査前日までに、机の中等の個人の持ち物は全て持ち帰っておくこと。
  4. 考査前日の教室掃除当番は、丁寧に清掃を行うこと。板書も全て消すこと。机の中を空にし、教室の机を考査用に並べること。(普通教室は7列)

[考査当日]

  1. 前期末考査までの考査開始時間は原則8時30分、後期中間以降は9時00分、休憩時間20分。
  2. 平素授業を受けていない科目の受考は認めない。
  3. 窓際から名列順に着席すること。
  4. 考査場では、特に許可された物以外の物品を所持してはならない。
    ・必要な筆記用具のみを机の上に出し、筆箱等の用具入れは鞄の中にしまう。机の中には、一切何もいれてはいけない(筆箱も鞄にしまう)
    ・鞄、その他の所持品は、考査開始に先立ち、すべて教壇または教室後部の床上に並べ、整頓しておくこと。
    ・鞄は、ファスナー等を閉め、中が見えないようにすること。
    ・スマートフォン、携帯電話等の電子通信機器は、電源を切り、鞄の中にしまっておくこと。
    ・ひざかけの使用は必ず監督の許可を得ること。文字や地図等が描かれていないものに限る。
    ・腕時計は腕から外して机上に置くこと。
    ・セーターで受験する場合は、文字や地図等が描かれていないものを着用すること。
  5. 考査開始の合図(チャイム・ブザー)の鳴り始めで解答を開始し、終了の合図の鳴り始めで筆記用具を置くこと。終了の合図以後、解答を続けることは決してあってはならない。
  6. 答案の回収、監督教員の答案確認が終了するまでは、自席で待機すること。
  7. 常に公明正大な態度を保ち、不正行為はもちろん、私語・傍見など誤解を招くような行為をしないこと。
  8. 消しゴムなどの貸し借りには、監督の先生の許可を要する。
  9. 答案は必ず提出しなければならない。
  10. 交通機関が遅延する場合も考慮し、ぎりぎりに登校するのではなく、時間に余裕をもって登校すること。
    ・公共交通機関の遅延により遅刻し、受験時間の延長を希望する場合は、まず会議室に行くこと。ただし、バスの自然渋滞による遅延については、別室は認めない。
  11. 不正行為があれば、当該科目を0点とする。
  12. 考査を欠席・欠課した時は、登校後、欠試届の用紙を担任より速やかに受け取り、保護者が記入の上、学級担任に届け出ること。

10 学校の許可を要する行為

  1. 集会、試合、その他を目的とする学校施設の使用。
  2. 掲示、印刷物の刊行、配布及び放送。

11 懲戒される行為

  1. 考査に際して不正行為のあった場合。(当該科目を0点とし、相当の懲戒が行われる。)
  2. 喫煙・飲酒等
  3. 暴力行為。
  4. 備品等公共物を故意に破損した場合。
  5. 情報端末機器の不適切な使用。
  6. SNSでの迷惑行為。
  7. その他生徒の本分に反する行為のあった場合。

12 表彰の種類

大阪府教育委員会賞、皆勤賞、その他。

◆その他の心得・諸注意

1 学校生活に関する心得

  1. 授業開始5分前の予鈴までに教室に入ること。無断で校外に出ないこと。
  2. 担当教員が入室するまでに、教室に入っていること。
  3. 遅刻をしたとき、必ず指導室に行き、入室許可証を受けること。
  4. 授業の始めと終わりには、各自で机間に正しく起立し、教員に会釈すること。
  5. 授業についての質問は、遠慮なくどしどしすること。
  6. 全員が教室をあけるとき、最後に出る者は、消灯の上、扉・窓を閉め、カーテンを開け、換気扇・加湿器の電源を切り、施錠すること。
  7. 負傷したときや気分の悪いときなどは、保健室で手当てを受けることができる。この場合、担任に申し出ること。
  8. 部活動への参加は、各自の能力・興味を考慮して決定すること。 9.下校時刻は5時である。また、4月~11月は7時より前に、12月~3月は7時20分より前に登校してはいけない。

2 指導部への届

  1. 集会届、休日活動届、旅行届(学割):行事はすべて届けること。
  2. 遺失届・拾得届:落し物をしたり、拾得した時は届けること。
  3. 運転免許証取得届:取得したものは、担任を通じて届けること。
  4. 盗難届:盗難に遭ったときに速やかに届けること。(金品はロッカーに入れて鍵をかけるか、身に付けて盗難に遭わないようにすること。)
  5. 異装届:けが等で正規の服装ができない者は、許可を受けること。

3 掃除に関する注意

  1. 床掃除、雑巾がけ、ゴミ捨てを励行すること。掃除用具入れも整頓すること。
  2. 黒板は、次の授業までに拭いておくこと。黒板ふきは、教室配置のクリーナーできれいにしておくこと。
  3. 掃除用、黒板拭き、ガラスその他の破損については、保健委員が遅滞なく担任に申し得ること。

◆自転車通学許可区域・校内規則

〔届〕
自転車通学を希望する者は、指導部に自転車通学許可願と自転車保険加入確認書を提出し、許可を受けること。
〔許可区域〕
大阪市・豊中市・吹田市・摂津市 他 通学可能と認めた者
上記区域内であっても、事情により認められない場合もある。
〔校内規則〕
1. 校内では絶対に乗らないこと。
2. 駐輪は定められた場所にすること。
3. 許可証(自転車ステッカー)を取り付けていない自転車に乗ってこないこと。
4. 盗難防止のため、必ず施錠すること。(リング式、またはチェーン式を準備すること。)
5.「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」に沿う、自転車損害賠償保険等に加入すること。

以上のことに違反のあった場合は許可を取り消すことがある。当然のことながら、校外においても交通ルールを遵守すること。