国際交流活動

アメリカ・シアトル郊外ケント地区とは1990年代から交流を続けています。毎年、7月に約1週間、ケント地区高校生数名と教員の受け入れをし、3月には約一週間程度、本校の生徒と教師をケント地区高校に派遣しています。現地では、交流校の生徒の家庭にホームステイをし、学校へ通います。コロナ禍の4年間は停止していましたが、2024年春より少しずつ交流活動を再開しつつあります。

また、毎年夏には、短期の台湾研修を実施しており、台湾・台北市の建国高級中学校、台北市立第一女子高級中学校と交流をしています。

課題研究の枠組みの中で、デンマーク・アイス校との交流・研修旅行の事業も始まっています。一週間程度の研修旅行では、アイス校の寮もしくは生徒宅にステイをし、学校の授業や校外学習等を体験します。秋には交流校の来日とホームステイ受け入れもおこないます。

その他、アイルランドやオーストラリアの学校とメールやオンライン交流をすることもありますし、台湾等の海外の学校から訪問されることもあります。

2019年から「アジア高校生架け橋プロジェクト」に参加し、AFS協会を通じて2022年度までアジアからの留学生を受け入れてきました。2023年度からは、同じくAFS協会を通じてアジア以外の国からも留学生の受け入れ・ホームステイをおこなっています。

以上の国際交流の取り組みを持続・発展させるため、北野高校創立120周年(1993年)の折、六稜同窓会基金より「北野高等学校国際交流基金」が創設されました。現在はほかにも、「高松孝之奨学基金」等の基金を活用し、事業に取り組んでいます。