恒例行事
北野高校には、1年を通じていくつかの恒例行事があります。他校と同様のものもあれば、独自のものもあります。
一例を紹介します。特に学年が書かれていないものは、全学年で行います。また、年度によって実施時期が異なる場合があります。
- 4月
- スタートアップ研修(1年)
1年生が対象です。入学後の交流を一層深めたり、進路について考える時間があります。 - 5月
- 球技大会
男女2種目ずつクラス対抗で行われます。各クラスの工夫を凝らしたクラスTシャツが目を引きます。クラスTシャツ係はデザインから発注、集金など大忙しです。球技大会までに完成させようと必死になります。 - 6月
- 六稜祭
- 文科系クラブの活動成果を発表する場です。1,2年生はクラスごとの出し物を行います。ステージや教室でのイベントのほか、有志によるバンド活動なども披露されます。3年生はクラスとしては観覧専門ですが、部活動や有志という形で参加する生徒もいます。
- 9月
- 水泳大会
- 1日かけてクラス対抗の水泳大会が行われます。すべての生徒が4泳法のいずれかに出場します。出場者だけではなく、プールサイドの応援も盛り上がります。公立校屈指の50mプールが狭く感じる一日です。最後は学年対抗のリレーです。リレー前の数秒パフォーマンスも見どころです。
- 10月
- 遠足
- クラス単位で出かけます。遠足委員がクラスの意見をまとめ計画します。高速バスは使わずに、移動手段は電車で、目的は自然散策やバーベキューなどを行います。行先は京都、神戸、阪南などが多いです。時々、違うクラスが同じ場所でニアピンすることもあります。
- 体育大会
- 体育の授業の一環という位置づけから、他校の体育祭とは少し様子が異なります。徒競走やリレー、走り高跳びが行われます。全学年の共通種目もありますが、基本的には学年内のクラス対抗で行います。学年対抗リレーは唯一全学年で互いに競います。リレー前の数秒パフォーマンスも含めて盛り上がります。2年生では伝統の仮装があり、前期期末考査以降、各クラスの練習が活発になります。3年生は、これが終わると本格的な受験モードになります。
- 8~10月ごろ
- 修学旅行(2年)
- 主に北海道が多いですが、近年は東北地方や九州も多くなりました。年度により実施時期が前後します。
- 12月
- 文化芸術祭(1,2年)
- 家庭科・芸術科目と体育のダンスの発表会です。書道、美術、家庭科は本校内で作品が展示され、お互いに鑑賞を行います。音楽、体育のダンスは北摂などのホールで発表があります。ホールでは優秀作品の表彰があります。3年生は鑑賞せず、授業日ですが、2年次末の作品が展示されています。
- 2月
- 断郊競走(1,2年)
- 淀川の河川敷を男子は10㎞、女子は7.0㎞を走るという、最後の行事です。歴史は古く、中止されたのは戦時中とコロナ禍の2回のみ、という伝統行事です。卒業後に出会った人が北野出身だと分かると、世代を超えて苦労と成果を分かち合ういい思い出にもなるようです。