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135期 修学旅行 報告

135期修学旅行は当初、8月31日から9月3日の日程で計画していましたが、発令されていた非常事態宣言が延長したことにより10月30日から11月2日の日程で北海道富良野、十勝方面に変更になりました。日程、行先を変更したことのより当初計画していた内容も変更せざるを得ませんでした。また、準備する期間も短く、係の教員も生徒も大変でした。しかしながら、生徒たちの協力もあり、引率する教員としては不安を感じることなく出発することができました。

1日目 10月30日(土) 晴れ

3便に分かれて伊丹空港を出発しました。3便とも特に問題もなく新千歳空港に到着し、ノーザンホースパークに向かいました。

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ノーザンホースパークでスタッフの説明を聞く。いい天気でした。

ノーザンホースパークでは昼食後、グループごとに園内を散策したり、「カルガモ自転車(連結自転車)」に乗ったりして楽しみました。

ノーザンホースパークを出発し宿泊先である新富良野プリンスホテルに向かいました。トイレ休憩を入れ2時間以上のバス移動です。北海道の修学旅行はどうしてもバスでの移動時間が多くなることが懸念されますが、最終日まで、各クラスの係生徒がバス内でのレクレーションを準備していて、バス移動が退屈で面白くなかったということはなかったと思われます。

新富良野プリンスホテルは非常にきれいなホテルでした。感染対策として、食事会場は完全二交代制で、ゆっくり楽しく食べることができないときもありましたが、料理はアイスクリームやケーキ等のデザートも含め満足のいくものでした。また、1日目の夜は1、2,3、4組がクラスレクレーションを楽しみました。

2日目、10月31日(日) 曇り

旭山動物園のレッサーパンダ

午前は「旭山動物園」、午後は「ファームズ千代田」、「白金青い池」を見て回る行程です。旭山動物園は全国的に有名な動物園です。生徒たちはゆっくり園内を散策し、いろいろな動物を見て楽しみました。

「ファームズ千代田」とは農場で、そこで飼われているヤギや馬などと触れ合えることができる北海道らしさを体験できるところでした。「白金青い池」は美瑛町の白金温泉地区にあるまさしく青い池でした。青い水面と水面に突き出た立ち枯れのカラマツ、その後ろの紅葉とさらに奥に見える大雪山系の雪山が非常に美しかったです。


白金青い池

ファームズ千代田から見た大雪山系

新富良野プリンスホテルに帰ってきて、2日目の夜は5、6,7,8、9組がクラスレクレーションを行いました。この日も、各クラスとも大いに盛り上がりました。

3日目 11月1日(月) 晴れ

選択別体験学習を行う日です。ホテルをチェックアウトし、出発時間の異なる選択体験別のバスに乗り込むということで、朝早くから慌ただしかったですが、時間通りホテルを出発しました。

選択体験学習のコースは以下の通りです。

  • ① マウンテンバイク + パラシュートコードで作るブレスレッド
  • ② エアートリップ + パラシュートコードで作るブレスレッド
  • ③ カナディアンカヌー + 鹿革で作るガマ口財布
  • ④ カーリング + 帯広市内観光
  • ⑤ 乗馬 + ジェルキャンドル&マイ箸作り
  • ⑥ 塘路カヌー
  • ⑦ ジェルキャンドル&マイ箸作り + 帯広市内観光

釧路湿原を行く塘路カヌーツーリング

「塘路カヌー」は、富良野から片道4時間かかるということでから体験メニューから外すことも考えたのですが、釧路湿原を8人乗りのカヌーでツーリングするという魅力的なメニューだったので残しました。結果的に塘路カヌーの体験は非常に良かったということでした。他のメニューも生徒たちは楽しく積極的に取り組みました。

3日目のホテルはサホロリゾートホテルです。選択別体験学習から帰ってきてチェックインし、夕食後はホテルの横にある体育館に移動し学年レクレーションを行いました。これは生徒たちが係を決め、役割を決め、時間が無いなか準備をして実施しました。彼らのおかげで、生徒たちは皆、楽しく過ごしました。見ていて135期の一体感も感じられ、非常によい時間でした。

4日目 11月2日(火) 雨

最終日は、ホテルから小樽市に向かい、小樽市内を散策した後、新千歳空港から帰阪するという行程でした。あいにくの雨になりましたが、生徒達は海鮮丼、お寿司、ラーメンなど食べたいものを食べ、お土産を買い、楽しく散策できました。最終日に小樽散策を入れた行程はよかったと思いました。

新千歳空港から予定通り伊丹空港に到着し解散となりました。


小樽市散策

135期の修学旅行は、延期になり、当初計画していたクラス別の遠足(観光等)がなくなったり、体験学習の一つの目玉であったラフティングがなくなったりしましたが、生徒たちは、一生懸命、修学旅行を楽しもうとしていました。バス内でも、ホテル内でのレクレーションでも、各観光地でも、体験学習でも、個人的に勝手に楽しもうとするのでなく135期の集団の一員として仲間とともに楽しもうという意識が見えました。そのような生徒の姿は、北野高校の教員としてうれしく、頼もしく思いました。また、この修学旅行が、生徒たちにとって、ただ楽しい思い出になっただけでなく、これからの高校生活や人生にとってもプラスになればよいと思います。