令和4年度 終業式を行いました

3月15日(水) まだ入学者選抜の作業の中ですが、令和4年度の終業式を体育館で行いました。

この日は校舎には入らず、短時間の終業式でしたが 久々に生徒の皆さんの元気な顔を見ることができてホッとしました。

さて、この終業式で生徒の皆さんにお話した内容を掲載いたします。聞いただけでは忘れる人もいるかもしれません。どうかもう一度読んで欲しいと思います。

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みなさん おはようございます。

3月1日に卒業式がありました。はじめて卒業式で合唱以外はマスクを外してもよいという方針に変更されたわけでしたが、卒業生の皆さんはそれぞれの対応をしてくれていました。

新型コロナ感染症も3年目となり対応や考え方にいろいろな変化が見えてきました。今後、さらに対応の仕方を自分の責任で考えなければならない場面が来るでしょう。

そこで、今からでも自分はどうすればいいのかを自分なりに考える癖をつけましょう。誰かに指示されるのを待って、思考停止のままそれに従うのではなく。自分から考えて動くことが出来る人になってほしいと思います。人に従うということは、その責任を他者に押し付けるということです。

自分で考えて結論を出し、自分で動くことは、その行動の責任を負うということです。

みなさんにはそんな人になってもらいたいと思っています。

また、誰かに助けてほしい時も同じです。SOSを出すことは決して恥ずかしいことではありません。自分が困っている事や助けてほしい事がある時にはしっかり伝えてください。自分で伝えずに誰かが気づいてくれるのを待つことは、自分で責任を負わないという意味では同じ構図だと思います。

伝えなければ、発信しなければ何もしていないことと同じですよ。

さて、4月になればそれぞれ新しい年度がはじまります。

冬休み明けのあいさつで、1月から3月までの間にこれまでの自分の生活を振り返って、新しい年度の目標を立ててください。とお願いしていましたが、どうですか目標を立てることはできましたか。

もし、まだであればこう考えてみてはどうでしょうか?

みなさんの最終目標は夜桜の卒業だと思います。無事に卒業するためには、これからの1年間で何をすればいいのか?何が出来るようにならなければいけないのか?と考えてみてください。

きっと、それぞれの課題が見つかると思います。特に来年4年生になるみなさんは、卒業と同時に次の進む道を考えることになります。自分の思い描く未来に向けて今できること、今、しなければならないことは何なのかを考えてみてほしいと思います。

私からのあいさつは以上です。

みなさん、1年間よく頑張りました。そして次の1年も自分らしく頑張ってください。

おわります。