11月19日(金)に先生方の研修として外部から講師を招いて「ファシリテーション研修」を行いました。「ファシリテーション」って聞きなれない言葉かもしれませんが、これからの授業を含めた教育活動の様々な場面で、先生だけでなく生徒の皆さんにも必要な能力だといわれています。
「ファシリテーション」は簡単に言うと「引き出すこと」です。これまでの授業形態では先生が一方的に生徒に知識を「与える」という形態が多くとられてきました。これは一斉授業で多くの生徒に必要な情報を効率よく伝えるという点では効果がありましたが、これからは一人一人がしっかり授業に向き合って自分のペースで自分で学習するということが求められるようになります。
そこで、授業では生徒のみなさんの「やる気」を引き出すことが求められるわけです。授業で先生のは話を聞いているだけ、ノートをとっているだけでは皆さんの「知的好奇心」や「やる気」はなかなか呼び起せません。そこでどうやれば皆さんに授業の中身に関心を持ってもらえるのか、面白いと思ってもらえるのか、それを実現しようとするスキルを「ファシリテーション能力」といいます。先生方は約2時間半のこの研修で授業について熱く語ってくれていました。
さて、夜桜の先生方の授業はこれからどのように進化していくのか?乞うご期待です。
しっかり授業を聞いて「あ、ファシリテートしているな」と感じることができればいいなと思います。