2月12日(水)に、PTA卒業後の生活説明会を開催しました。
「社会福祉法人 交野市社会福祉協議会」、「特定非営利活動法人シビルブレイン」、「枚方市消費生活センター」から講師の方々をお招きし、卒業後の生活をサポートする様々な制度や、お金を守る制度などについてお話をいただきました。
日常生活自立支援事業や成年後見人制度は、自分一人では難しい手続きや金銭管理などをサポートしてくれます。これらは基本的に当事者のための制度であり、当事者の自己決定が尊重されることもあわせてご説明いただきました。
枚方市消費生活センターの消費生活相談員の方からは、18歳になると未成年者契約の取り消しができないこと、社会経験や契約に関する知識の少ない人たちは、だまされていても気づかないことなど、若年者の消費者トラブルについて懇切丁寧なご説明をいただきました。
今回のテーマは、多くの保護者の方々が知っておきたいことのひとつで、参加者は30名を超えました。お子さまの卒業後の生活をサポートしてくれる様々な制度や機関について、理解が深まる時間となりました。
講師の皆さま、お忙しい中、本校の生徒や保護者のために、卒業後の生活について貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
【参加保護者の感想より(抜粋)】
・社協の役割・位置づけ・取り組みは、詳しく理解していなかったが、子どもが自律して生活するにあたって、大変有難い制度であると認識できた。
・日常生活自立支援事業と成年後見人制度のそれぞれの位置づけがよく理解できました。大変参考になりました。
・今後、具体的に依頼する場合が想定され、概要を分かりやすくご説明いただき、大変参考になった。
・成年後見人制度の基本的な考え方がよく理解できました。
・成年後見人制度について、制度の概要と大まかな考え方を中心に説明していただいて、とてもわかりやすく、為になりました。実際身近な人で使っている人がおらず、実際どんな感じなのか全くわからなかったので、いくつかの例を挙げていただいたこともよかったです。
・むらのの子だけでなく若年者のトラブルの多さと、具体的な対応について考えさせられました。
・現場のリアルな事象をご説明いただき、大変勉強になった。子どもの変化に気を付ける、気づくことの必要性を感じた。
・若年者が巻き込まれやすいトラブルについてわかりやすいご説明だったと思います。18,19歳が狙われやすいという情報は参考になりました。
・消費トラブルは、子どもに言う前に自分の知識として聞いてよかったと思います。時代とともにどんどん変化しているので知識も更新する事が大事だと思いました。
・社会に出て起こり得ることについて、まとめてお話をお聞きできる機会をありがとうございました。