重要なお知らせ

令和5年度学校教育自己診断集計結果について(報告)

昨年12月に実施いたしました学校教育自己診断につきましては、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

集計結果を踏まえ、現状分析及び今後の方針、対応を以下のとおり策定しましたので報告いたします。

なお、Google フォームで回答する質問項目の集計結果(保護者対象、生徒対象)、学校経営計画(令和5年度版)及び北野高校の取組みについては、以下のPDFファイルに掲載しておりますので、あわせてご覧ください。

【選択回答に関して】

* %は、令和4年度→令和5年度 の肯定的回答(よくあてはまる+ややあてはまる)の比率

1.高い学力の育成

授業に関わる研修機会や授業相互参観等の充実を図り、教員が授業力向上に努めるとともに、専門知識やICT活用法を研鑽し、アカデミックな授業づくりを進めます。教員個々が、授業を通じて、生徒の学問に対する興味・関心や、主体的に高度な学びに向かう意欲を高めるよう努めます。生きて働く「知識・技能」、未知の状況に対応する「思考力・判断力・表現力」、学びを人生に生かす「学びに向かう力・人間力」を、常に意識して授業づくりに取り組みます。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「授業では、ペアワーク・実験・実習・観察などの時間がある」(生徒99.1→99.2%)
  • *「授業は興味深く満足できるものである」(生徒94.5→94.9%)
  • *「教え方にさまざまな工夫をしている先生が多い」(生徒95.9→94.9%)

2.豊かな人間性と心身のたくましさの育成

生徒たちは、将来、知・徳・体のバランスのとれたリーダーとなり、社会に貢献する使命があります。生徒たちは、本校のあらゆる教育活動、学校行事、部活動やその他の課外活動等を通じて、互いの違いを認め合いつつ協力し、切磋琢磨します。学内外の各種コンクール・コンテスト、発表会、英語を使う諸活動、地域貢献活動等に、生徒たちがしっかりと取り組めるよう、将来の進路や生き方、命の大切さや人権、社会のルールやモラルについて考える機会を充実させます。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「文化的行事に楽しく参加している」(生徒95.5→96.7%)
  • *「体育行事に楽しく参加している」(生徒89.0→91.7%)
  • *「ホームルーム活動が活発で楽しい」(生徒93.6→93.9%)
  • *「入学してから、ボランティアや地域貢献活動に参加したことがある」(生徒32.8→36.6%)
  • *「HRや講演会などで将来の進路や生き方について考える機会がある」(生徒96.1→98.1%)
  • *「人権の大切さについて学ぶ機会がある」(生徒97.4→92.5%)
  • *「命の大切さや社会のルールやモラルについて学ぶ機会がある」(生徒92.4→88.3%)
  • *「校則や社会のルール、モラルをきちんと守っている」(生徒95.8→97.1%)

3.次代のグローバル・リーダーの育成

コミュニケーション力、議論する力、プレゼンテーション力の育成に向け、生徒が自ら考え発表する機会を、授業の中でいかに充実させていくか、今後も引き続き、各教科・科目で考えていきます。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「授業で自分の考えをまとめたり発表する機会がある」(生徒93.1→96.8%)
  • *「本校で海外からの高校生徒の交流会、学内留学、海外研修、留学生とのディスカッション等、英語を使って海外の人と交流したり学んだりする機会がある」(生徒89.4→92.5%)

4.保護者、府民への学校情報の提供、公開

情報共有を行い、開かれた学校教育の実現を図ります。学校からの情報の配信には、一層の充実と利便性を求めていくことが必要と考え、学校ブログとPTAブログを開設しています。個人情報やセキュリティに細心の注意を払いつつ、配付プリントに記載された内容が、WEBページから得ることができるようにすることも検討します。また、年2回の授業公開、学級・個人懇談や各種説明会により、学校生活や進路に関する情報を、きめ細やかに提供していきたいと思います。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「学校の教育方針がよくわかる」(保護者85.8→85.1%)
  • *「学校は、教育に関する情報について配布物やメール、WEBページ等により、提供の努力をしている」(保護者80.9→75.2%)
  • *「学校と保護者が話をする機会が、学級・個人懇談や各種説明会など設定されている」(保護者78.4→83.1%)
  • *「授業参観や学校行事に参加したことがある」(保護者85.6→90.1%)
  • *「学校は子どもの進路に関する情報を保護者に提供している」(保護者62.5→59.7%)

5.学校の施設・設備

教育環境の改善、充実に計画的に取り組みます。改善したものについては、必要な情報提供を行います。詳細は後の【記述回答についての学校の考え方と検討状況】の「2.施設・設備の改善について」をご覧ください。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「学校の施設・設備は授業や生活がしやすいように整備されている」(生徒71.4→75%)
  • *「学校の施設・設備や学習環境は満足できる」(保護者70.1→69.0%)

6.学校生活への満足度

学校生活全般を通じて、満足度を高められるよう教育活動の充実を図ります。学校生活に違和感を抱いている生徒に対して、スクールカウンセラーによる「心のケア」も行っています。保護者の皆様におかれましても、生徒の皆さんがより主体的に学校での活動に取り組めるよう、サポートをお願いいたします。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「悩みや相談に親身になって応じてくれる先生が多い」(生徒93.4→94.5%)
  • *「相談事があるとき、担任以外でも保健室や相談室などで相談できる」(生徒79.3→82.2%)
  • *「学校へ行くのが楽しい」(生徒91.5→91.8%)
  • *「北野高校では他の学校にない特色ある教育活動が行われている」(生徒95.5→96.5%、保護者91.0→89.9%)
  • *「北野高校に来てよかったと思う」(生徒91.9→94.9%)
  • *「子どもを北野高校に通わせてよかったと思う」(保護者94.0→93.2%)

【記述回答についての学校の考え方と検討状況】

1.学習活動、学校生活に関することについて

(1)オンライン対応の充実について

➡一人1台タブレットの貸与が実現し、全普通教室に校内Wi-Fiのアクセスポイントが整備されていますが、貸与されたChromebookに限り校内Wi-Fiが利用できるよう制限されています。今後も有効活用に努め、効果的な授業をめざしていきます。

(2)授業の理解度に対する不安(不満)について

➡学習到達度に不安のある生徒に対する課外の指導を要望する声が寄せられました。まずは教科もしくは担任の教員にご相談ください。現在、全てではないですが、国語・社会・数学・理科・英語いずれも理解が十分でない生徒に対する課題提示や放課後の補習・個別指導等、個別に声をかけ実施しています。

➡また、学習に関しての質問や悩みがある場合は、授業担当あるいは教科の教員が、丁寧に質問に対応しております。質問は、随時受け付けております。

➡放課後に課外の補習や講習を多く実施するより、まずは自分で、それぞれの授業の課題にじっくり向き合うことを大切に考えています。わからない場合、質問には個別に対応しております。

➡担当者による授業の内容や方法に関するご意見については、各教員は校内外の授業相互見学や、日々研究研鑽を積んでおります。

➡生徒を対象に授業アンケートを年2回実施しております。その結果を各教員にフィードバックし、日々、授業改善を図るよう努めております。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「次のことについて、教職員で日常的によく話し合っている」
    ①本校の教育課題(教職員75.4→82.7%)
    ②教科指導 (教職員87.7→82.7%)
    ③評価とその方法(教職員→70.1→65.4%)
  • *「各教科において、授業、指導方法の研究や教材の工夫を日常的に行っている」(教職員91.3→92.3%)
  • *「学校内で他の教員の授業を参観する機会がある」(教職員91.2→78.8%)

(3)体育の授業について

➡体育の授業の進め方が時代に合っていないというご意見をいただきました。高い学力と同様、運動技能の他、体力や根気よく努力を継続する力も育んでいます。補講においては、個々の生徒の事情を配慮しつつ、1時間の授業に相当する内容を、合理的に補っております。生徒の心身のバランスがとれた成長に向けて、適切な睡眠時間の確保と食事と栄養補給について、ご家庭のご協力もお願いいたします。

➡体育授業時の白靴・白靴下指定については、ユニフォームとしての体育服装が、華美にならないことと、白靴下は汗をかく授業時のみの着用を推奨し、履き替えるよう指示しています。白は汚れが目立つからこそ、清潔を保つことが意識できると考えています。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「体育的行事に楽しく参加している」(生徒89→91.7%)
  • *「体育行事(球技大会・水泳大会・体育大会・断郊競走)に積極的に参加している」(保護者89.7→91.0%)

(4)進路指導について

➡今後の進路を考える上で、様々な方面で活躍する卒業生と対話する機会や、教員と保護者との懇談の機会を要望する声が寄せられました。生徒に対しては、各学年で進路説明会を実施し、1年では、大学教員や企業の方による学問や職業についての講演、2年では、大学の学部・学科について、本校卒業生たちによるガイダンス、3年には、複数回の進路説明会以外に、具体的な入試の説明会など実施しています。またPTA総会において、保護者向けに進路部長による説明会も行っております。大学や学部などの選択は、それぞれの人生に対する考え方を実現していくものなので、各個人の意思が最も重要だと考えております。

<学校教育自己診断参考データ>

  • *「学校は子どもの進路に関する情報を保護者に十分提供している」(保護者62.5→59.7%)

(5)部活動について

➡本校では大阪府教育庁から示された「大阪府部活動の在り方に関する方針」に沿って部活動を実施します。 本校はクラブ数が多く、平日には活動場所の制限や曜日ごとの割り当てがあるため、土日だからこそ十分に活動できる、という現状もあります。「大阪府立北野高等学校 部活動に係る活動方針」を策定し、この方針に則って活動を行っております。上記方針は本校WEBページに掲載しております。
 「大阪府立北野高等学校 部活動に係る活動方針」WEBページ:
https://www2.osaka-c.ed.jp/kitano/club_policy.pdf

(6)制服について

➡現在、本校は標準服ではなく制服を着用することになっており、学校で定めた制服以外での登校は認めないということを学校の方針としています。ただし「生活の手引き」にも記載の通り、防寒具の着用は、制服を正しく着用することが条件の上で認められています。また、クラブジャージは私服であり、学校の方針にそぐわないと判断し、認めていません。

➡令和6年度より、だれもが安心して着用できる制服をめざし、生徒たちの意見を取り入れた制服に変更します。

(7)保護者への学校情報提供・メールについて

➡学校の様子を伝える学校ホームページや保護者メールでの情報配信をもっと積極的に行ってほしいという要望が寄せられました。昨年度、学校ブログを開設し本年度よりPTAブログを開設しました。また、緊急事態に備えて、生徒全員と、ほとんど全てのご家庭にライデンメールの登録をしていただきました。学校からの緊急連絡を主目的としております。

  また、ホームページについても、昨年度、仕様の更新を実施し、ブログの掲載など改良に努めています。さらに一層の充実と利便性を求めていくことが必要であると考えており、個人情報やセキュリティに細心の注意を払いつつ、配付プリントに記載された内容が、WEBページから得ることができようにすることも検討します。

◎災害時等における対応の原則につきましては、WEBページに 「緊急時の対応措置-原則-」として、また「合格者のしおり」に防災計画抜粋を掲載しています。
  WEBページ:https://www2.osaka-c.ed.jp/kitano/2021/04/01-025532.html

・災害時における学校からの連絡は、現在ライデンメールとWEBページ(緊急時連絡ブログ)の2つのツールを用いて、情報がより速やか、かつ、確実に保護者の皆様に伝わるように努めております。
緊急時連絡ブログWEBページ:https://www.osaka-c.ed.jp/blog/kitano/kinkyuu/

・本校で策定しております災害時の対応マニュアルにつきましては、その抜粋を新入生への配付物「合格者のしおり」にも掲載することにより、生徒の皆さんと保護者の皆様への周知を図ります。
また、同様の文書を本校WEBページにも掲載しております。
災害時の対応マニュアルWEBページ: https://www2.osaka-c.ed.jp/kitano/antidisaster.pdf

(8)いじめについて

➡いじめの項目について、回答しにくいとの声がありました。本校では、生徒に対するいじめアンケートを、年3回実施するとともに、SNSの使用に関する講演会を実施するなどの対応をしています。具体的な事象に関しては、個人情報保護の観点から、関係する方々以外には秘匿されています。

2.施設・設備の改善について

①トイレ・手洗い場

  • ・一昨年度、教室棟の1系統(1階から3階)の男女トイレをリニューアルし、昨年度、本館3階女子トイレの半数を洋式化し、トイレの手洗いについても自動水洗に改修しました。
  •   ・今年度も引き続き、本館2階男子トイレ、体育館女子トイレの一部を洋式化し、男子トイレの便器(小)について、全て自動水洗に改修しました。
    また、液体石けんの容器も入れ替えて泡石けんタイプとしました。今後は、業者による校舎内トイレ清掃(年間20回程度)の実施のみならず、日常の生徒による清掃指導の徹底に努めます。 

②部室

・同窓会の創立150周年記念事業の一環として、新部室棟(六稜倶楽部)が寄贈され、11月より使用しています。

③校舎・教室

・毎年「屋根をつけてほしい」「トイレが少ない」「教室が寒い」などの意見をいただきますが、校舎は国の設置基準に従って建設されているものであり、構造を変えることはできません。女子ロッカー室から校舎までの移動の際、雨に濡れてしまうことについては、履物の変更など、引き続き検討課題とします。

・全普通教室のプロジェクターが一新され、それに伴って黒板はプロジェクターを直接投影できるものに変わりました。

④空調関係

コロナ禍の影響で常時換気が必要となっているため、集中管理システムによる本校の設定温度は、冷暖房とも、外気温に応じて教育委員会の基準を上回る柔軟な温度設定にしています。

・生徒保健委員会を開き、各クラスの保健委員を通してエアコンの管理と換気について説明会を行っております。

⑤Wi-Fi環境の整備

・一人に1台タブレットを貸与する大阪府の事業の進展に伴い、Wi-Fiのアクセスポイントが各教室に設置されました。現在、通信容量の問題を含む運用方法、セキュリティポリシーについて検討を進めております。大阪府指定のGoogle-Workspaceを導入、実施しています。

⑥机・椅子・ロッカー等の改善

・予算の事情もありますが、検討課題とします。