企業の採用活動の時期を定める「就活ルール」について廃止する等、報道等で話題になっています。
これまでの新卒一括採用や終身雇用、いわゆる日本型雇用が社会やビジネスの変化のスピードが速くなったため、会社での人材育成が間に合わないとも言われています。
さて、高校では新学習指導要領への移行期間が来年度から始まり、2022年から年次進行で実施の予定です。新学習指導要領のキーワードのひとつに「探求」があげられます。「探求」とは、生徒が自ら問いを立て、試行錯誤を繰り返したり、他者と協議しながら答えを見出していくような学びを言い、グローバル化し、AI化していく社会のなかで、求められる資質・能力を育てる学習と考えられています。
生徒を社会につないでいくために、必要な力について、しっかりと考えていかなければなりません。