昨日9/8(金)、総合の授業として芸術鑑賞会を開催しました。
今年は、大阪講談協会 旭堂南陵(きょくどう なんりょう)一門の講談師 旭堂 南璃(きょくどう なんり)さんをお迎えし、古典芸能である講談をしていただきました。
講談は落語とは異なり、筋のあるストーリーをお客に聴かせるのが目的で、登場人物の会話部分よりも地の文で説明する部分が多いのが特徴だそうです。登場人物や場面の転換が多いですが、講談師の絶妙な語り、仕草、リズムがいいので、グッと気持ちが引き付けられました。ただ、ボンヤリしていると話の内容が分からなくなってしまいそうでしたが、話の中に緊張感と適度な笑いもあり楽しむことができました。
内容は2本の講談「鼓ヶ滝(つつみがたき)」「荒小姓の茶の湯(あらごしょうのちゃのゆ)」と南璃さんの指導の下、修羅場読みをみんなで経験いたしました。
修羅場読みは講談の語りの基礎で、リズム・音の強弱など勉強することができました。
高校生が古典芸能に触れる機会は少ないですが、日本の伝統に触れることができて有意義な時間だったと感じました。
旭堂南璃さま、大変ご多用の中ありがとうございました。