定時制や通信制の学校というのは、先生方の人数が少ないです。それは、学級数や生徒数で教員の数が定められているからです。本校では、一教科に2~3名の先生方がいます。しかし、学校によっては、一人しかその教科の先生がいないというところがあります。工業や工科高校は、専門教科の先生が多いことから普通教科の先生方が少なくなるのです。
そこで、定時制や通信制の学校で、同じ教科の先生方で集まってもらい、つながりと持つということと、お互いに学校でどのように工夫して授業をしているのかということを、情報交換していただこうと、昨年度から始まった会なのです。
今年は、社会、英語、保健体育、理科の先生方に集まっていただくことにしています。本日は、府立桃谷高校において、社会と英語の教科別集会をおこない、こちらに訪れました。司会を務める准校長先生以外に、数人の准校長が集会を見守りました。
英語も社会も、話し合いをしている様子を見ていましたが、なかなかふだん同じ教科で話す機会がないせいか、最初のぎこちなさはどこ吹く風と授業のこと、各学校の取組など、多岐にわたって情報交換をしていました。
先生方のニーズにこたえて、今後どうするかをまた、校長会で考えますが、ふだん、少人数で教科指導をしていると、たまにはこのような刺激があってもいいかもしれませんね。