本日今年度2回目の避難訓練を実施しました。
生徒の皆さんはスムーズな避難ができ、教職員も全員避難し、訓練を終えました。
第1回では地震、第2回では火災の想定です。
地震の場合、1回目の揺れから2回目の揺れまで数十秒から数分かかることがあります。1回目の揺れでは頭を守り身の安全を優先します。揺れが収まったら、落ち着いて避難することができます。
ただし、地震によって窓ガラスが割れたり、壁がはがれている可能性がありますので、足元など周辺に気を付けてケガをしないように外へ避難することが大切です。
火災の場合、火元との位置関係や煙の発生状況にもよりますが、避難は急ぐ必要があります。
ただし、ここで気を付けなければいけないのはあわてないこと、パニックにならないことです。慌てると、何かに躓いたり、人を倒してしまったり(自分が倒れたり)、階段から足を踏み外してけがをしたりと別の被害が想定されます。そうなれば、自分だけでなく周囲にも悪影響を及ぼしかねません。
「あわてず急ぐ」ことです。周囲の状況を見ながら事故を避けて急ぐことが大切です。
実際にそんな場面になると心理的に難しいと思いますが、日ごろから災害に意識をもち、いざというときにどのように動くべきかシミュレーションできればいいですね。
あと、煙が多い場合は口にハンカチ等を当てて、身を低くして(煙は上にあがります)できるだけ煙を吸わないよう避難しましょう。
いつどんな時でもちょっとした意識を持つことで、緊急事態にも落ち着いて対応できるかもしれません。
さて、今回フードバンク大阪さまより生徒向けに備蓄品の提供がありました。お心遣いに感謝申しあげます。ありがとうございました。