修学旅行 DAY3(後編)

いよいよ修学旅行も終わりに近付いてきました。

国際通りを予定通りに出発し、那覇空港へ。
搭乗手続きもトラブルなく完了し、私たちを乗せた飛行機は沖縄を飛び立ちます。

行きの飛行機(Boeing777-200)には、各座席に最新の液晶モニタが設置されており、映画や音楽を楽しめたのですが、帰りの飛行機(Boeing787-9)には液晶モニタがない...。帰りこそは「トップガン マーヴェリック」を見ようと意気込んでいた生徒もガッカリ。

とは言え、みんな連日の疲れで、すやすやお休みタイム。

もうすぐ到着かなと思っていたら、大阪に近付くにつれて、天気が悪くなってきました。大阪は悪天候であると機長アナウンスがあり、「沖縄では3日間晴れてくれて本当に良かった」と感謝したのもつかの間。眼下に大阪の街がはっきりと見え、着陸態勢に入った飛行機が再び上昇を始めました。

再び機長アナウンス「雷雨の悪天候で風が強く、上空を旋回して着陸のタイミングを待ちます。燃料はあと30分は持ちますのでご安心ください。」

30分...。それが多いのか少ないのか...。あと30分と言いながら、10分ほど旋回して、「あと10分程度で着陸します」とアナウンス。着陸できればよいものの、着陸できなかったら残された燃料は10分くらい? 実質これがラストチャンス? どうなるんだろうと漠然と不安が...。

隣に座った教員は「安全のしおり」を読み出す...。それほどの緊迫感はないものの、どうなるのか分からず、不安な時間でした。

幸い、無事に着陸できましたが、約1時間の遅れ。最後は生徒のみんなを集めて解散宣言する予定でしたが、みんなが疲れている様子が見えたので、荷物を受け取り次第、解散としました。

沖縄は3日間晴天で内容盛りだくさんの修学旅行でした。

お疲れさまでした!