後期終業式(3/15)を実施しました

 今日の終業式で令和5年度の学校行事はすべて終わりました。

生徒の皆さんは、それぞれ次の学年への進級が決まり、自信に満ちあふれた様子でした。

私からは、社会の事柄や習慣はいろいろなことをきっかけとして常に変化していること、そんな変化の時代であっても、「自分らしさを大切に、自分の良さを伸ばすこと」が大切ですといった内容をおつたえしました。

私の話の中で、「どんなことがコロナ禍の前後で変化しましたか?」と質問したところ、ある生徒から「健康や衛生に気をつけるようになり、アルコール消毒などをしっかりしています。」との答えが返ってきました。それを聞いた周りの生徒たちもうなづいていました。それぞれの生徒たちは、日々いろいろなことを感じ、考え、発言できるようになっています。生徒たちは、1日1日の積み重ねにより大きな成長をしていると確信しました。今後の更なる成長に期待しています。

 生徒の皆さん、明日から、約1か月の春休みですが、その間も1日1日を大切に過ごし、4月からの新しい学年の準備を進めてください。また、けがや事故に合わないように気をつけて毎日を過ごしてください。そして、4月8日の始業式では、新入生を迎え、先輩になった元気な皆さんの笑顔にお会いするのを楽しみにしています。

 

最後に終業式での私の挨拶をのせておきます。

【終業式講話】

生徒の皆さん、こんばんは

皆さん、2年生、3年生、4年制への進級おめでとうございます。皆さんが毎日、毎日を大切に生活し、1時間、1時間の授業や学校行事にしっかりと取り組んだ努力の成果だと思います。

この1年間を振り返ると、新型コロナ感染症が5類となり、学校行事をはじめ社会全体が通常の状況に戻ってきました。しかし、いろいろなことがコロナ前とは違ってきました。例えば、在宅勤務の人が増え、中には週に1度だけ会社に行き、他は、オンラインを活用した会議などにより、ほとんどの仕事が家でできる職種も増えてきました。また、生成AIによる文書や動画、写真の作成なども一般的になりつつあります。

このように、いろいろなことをきっかけとして今まで当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなったり、今まであった仕事が無くなり、新しい仕事ができたりということがあります。

このような、変化の激しい社会で暮らしていくために皆さんはどうすればよいと思いますか。なかなか難しいことだと思います。

しかし、どんな時代になっても、変わらないことは、自分のことを大切にし、周りの家族のことを大切にし、自分の良いところをしっかり見つけ、自分の良いところをさらに伸ばしていくことだと思います。また、できれば、苦手なことを少しでも克服し、自分の良い点にしていければより良いと思います。

先日行われた卒業式では、7名の3年生の人が立派に卒業していきました。

卒業式で卒業する皆さんに「自分らしさを大切にして、それぞれの目標に向かって果敢に挑戦してください。」と私のメッセージを伝えました。

皆さんも、4月からの新しい学年での新たなそれぞれの目標に向け、自分らしさを大切にしながら、頑張ってほしいと思います。

そのためにも春休みの一日一日を大切に過ごしてください。4月の始業式では、さらに大きく成長したにこやかな皆さんの笑顔に会えることを心待ちにして、私の挨拶とします。

准校長 谷 通弘

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