防犯及び防災避難訓練をおこないました

本日(5/24)、4時間目に火災の避難訓練を実施しました。

火災の想定は「3階の家庭科室から出火し、火の勢いが強くなる」というものでした。

生徒の皆さんは、放送や授業担当の先生方の指示で火元から離れた安全な避難ルートを確認しながらグランドまで避難をしました。

本日の私の講評をのせておきます。家の人や友達と、もしも火災などの災害に合った時の備えについて話をする機会としてください。

 

【防犯及び防災避難訓練時の講評】

 

本日、非常サイレンが鳴ってから全員がグランドへ集合し、点呼が完了するまでの時間は、2分50秒でした。

グランドへの避難は、私が思っていたよりも早くスムーズに集合できたと思います。

今日の火災の避難訓練は、万一火災が発生したときに、自分や周りの人たちの命や体を守るための備えとして実施しています。

少し前になりますが、梅田の病院で放火により発生した火災では、多くの方が亡くなられました。いつどこで火災に合うかわかりません。火災が発生し避難しなければならない場面にあった時は、今日のことを思い出し、できるだけ冷静に安全を確認しながら素早く行動するようにしてください。

本日おこなった火災を想定した避難訓練について、そのポイントをまとめておきます。

(1)校内で出火を認めた場合、まず、「火災が発生したこと」を、声を出してまわりの人に伝え、可能であれば非常ベルを押し、異常を知らせます。そして先生の指示に従って避難の準備をしてください。
(2)火災の状況は、非常サイレンや全校放送により、出火場所やその他の状況を全員に知らせます。
(3)その放送を受けて全校生徒は、先生の指示により、速やかに避難経路を通りグランドへ避難します。

  

次に、地震が発生した場合についてもすこしお話しをします。

地震の時は、火災の時と避難方法が少し違います。

火災の時は、安全を確保しながらできるだけ素早く避難することが大切ですが、地震の避難は、足元に散らばったがれきやガラス、上からの落下物に気を付けながら慎重に避難してください。

具体的には、

(1)大きな揺れが起こったら、蛍光灯などの落下物から身を守るため、まず、近くにあるもので頭を守ります。そして、机の下などへ避難します。
(2)そして、揺れがおさまってから、避難経路に沿って、散乱した落下物でけがをしないように慎重にグランドへ避難します。

私の方からは、

火災、地震の対応について、説明しました。

もしもの時に備えて、よく理解しておいてください。