1月12日(火)冬休み明けの全校集会を実施しました。
正月明けの3連休は比較的穏やかな冬空に恵まれましたがあいにくの雨の中、生徒たちにとって新しい年 令和4年の学校生活が始まりました。
昨年度は新年の准校長挨拶の中で令和3年でのコロナ禍の終息を願い「一陽来復」について話をしました。今年は卒業、進級の春を迎える準備についての「迎春」の話をする予定でしたが、オミクロン株の急速な感染拡大の状況の中、もう一度これまで取り組んできた感染防止対策の徹底についての話がメインとなりました。私の挨拶のあと、教務、進路、生徒指導の各部からの連絡があり、そのあと「薬物乱用」についての講話を行いました。少し厳しい内容もありましtが、生徒たちは自分たちの問題として捉えて、真剣な態度で集中して受講していました。以下に准校長挨拶を掲載します。本年もよろしくお願いいいたします。
皆さんこんばんは。
少し日が経っていますが、新しい年 令和4年を迎えました。本年もよろしくお願いします。
さて近頃、年賀状の交換が減少し、多くの皆さんがラインなどのSNSで新年のあいさつを交わすようになってきました。皆さんはどのような挨拶を交わされていますか。オーソドックスな「あけましておめでとう」でしょうか。昨年度はこの1月の准校長あいさつで、いただいた年賀状に書かれていた「一陽来復」という言葉についてお話ししました。12月の冬至を越えて日一日と昼間が長く、陽射しも強くなっていくことにかけて、1日1日と状況がよくなっていくことを願う気持ちについて、特にコロナウイルスの状況についてよくなっていってほしいと願いお話をしました。今年度は2度の感染の大きな波がありましたが、10月、11月には感染者が激減し、緊急事態宣言などがすべて解除されました。しかし残念ですが、この年末からおミクロン株の感染が広がり、新年からは大阪でも急拡大し、今日も600人を超える感染者数となっています。
オミクロン株は感染力が非常に強いと言われています。また、逆に肺炎が発症しにくく、感染しても重症になりにくいともいわれています。不確定な様々な情報が流れ、皆さんも困惑しているかもしれませんが、私たちにできることは、コロナウイルスを正しく恐れ、自分の命も周囲の人の命も大切にするために、これまで通りの感染防止対策をしっかりと守っていくことです。
正しいマスクの着用、手洗い、消毒、検温、換気、3蜜を避ける、食事と睡眠、休養で抵抗力を高めるなど、これまで皆さんがしっかりと取り組んできたことを辛抱強く継続してください。
今日、あいにくの雨の中でしたが、私の家の近くの公園の梅の花が少しだけ開花していました。よく見ると桜の木にも小さなつぼみができています。自然は寒い冬の中でも新しい春へ向けての準備を着々としているんだなと大変感激しました。
4年生、3年生は学年末考査まで授業のある日はあと17日です。1、2年生も24日となりました。寒い冬を乗り越えて卒業、進級の春を迎えるためにこれまで同様、1日1日の生活、1時間1時間の授業を大切にして、充実した日々を送ってくれることを願い、私の新年の挨拶とします。