レスリング吉田沙保里選手の引退会見から

昨日(10日)、世界大会16連覇や国民栄誉賞の偉業を成し遂げられたレスリングの吉田沙保里さんが行った引退会見で、彼女が最も印象に残っている試合に、リオ五輪の銀メダルをあげました。

彼女は、初めて2番目の表彰台に上がった時に、負けた人の気持ちがわかり、同時に競い合う仲間がいたから、頑張ってこられたということを負けて知ることができたと語りました。さらに、自分自身を成長させてくれたと。

勝負にこだわってきた彼女が、最後に負けたもので大きなものを得たという言葉に感動しました。

人の気持ちがわかるようになることは、人として大切である ことを再認識しました。