本日(16日)、府立高等学校校長協会の就職指導委員会に参加
障がい者雇用の取組みをテーマとして、阿倍野区に所在するシャープ特選工業株式会社の協力のもと、同社の見学や取組みについてお話を伺う機会をいただきました。
同社は、1950年、戦後5年という時期に、障がい者雇用を目的に設立され、1977年には、日本で初めての特例子会社に認定された会社です。
現在も105名の授業員のうち、62名が何らかの障がいを持つ方々で、健常者も障がいを持つ方々も、いきいきと活躍されている職場と伺いました。
特に印象に残ったのは、創業者である早川徳次氏の言葉で、
「何かを施す慈善より、障がい者自身で仕事をし、自助自立出来る環境を作る事が福祉に繋がる。」
でした。創業者自身も8歳を前に奉公にでるなど、厳しい幼少期を経験しており、その経験を踏まえ、自立することの大切さを信念として持ち続けていたとのことです。
元気をもらうとともに、非常に刺激をいただきました。
お世話になりました、シャープ特選工業株式会社のみなさん、ありがとうございました。