修学旅行2日目は、順調に予定はこなしているということです。本日は、九十九島パールシーリゾート、平和公園、長崎原爆資料館、長崎市内散策、そしてホテル着という予定でした。
同じ九州大分県で、一昨日に大規模火災が発生し、多くの家屋が被害にあいました。今日のお昼にもまだくすぶっていたようです。住宅密集地であったことと、強風、そして乾燥が招いたと言われています。この時期になると、空気が乾燥してきます。乾燥していると、いろんなことに不具合が起こります。特にウィルスは乾燥していると活発化してきます。だからインフルエンザはこういう時期に流行ります。家事もそうです。火の気が起こるとすぐに燃え広がります。乾燥肌に人は、すぐにわかると思いますが、皮膚がガサガサになります。夜寝ていると、喉にも影響が出ます。適宜、加湿するというのが必要です。教室でも、これからエアコンをつけるとどうしても乾燥してきます。教室を加湿できるだけの加湿器はありませんので、たとえばマスクをするとか、常に水分を摂るなどの工夫が必要です。
さて、今日は3つの授業を見学しました。2年生の「言語文化」の授業。国語の科目ですが、今はデュークという文章を読んでいます。文章中の言語を読み取ることによって、文章全体を読解していこうというアプローチをしていました。この話は、愛犬がなくなり、その愛犬が違う形で自分の前に現れてくるという、愛犬家が初読では涙なしではいられないという小説です。特徴的な言葉が使われていることで、独特の世界観があるという小説です。生徒たちは先生のヒントを受けながら、少しずつ読み取っていました。まだ最初の段階なので、これからのクライマックスが楽しみですね。
次は1年生の「公共」です。経済分野で、GNIやGDPに関する内容の続きで、今日は名目GDPや実質GDPのことを説明した後、実質経済成長率を計算してみようということで、数式にあてはめて実際の経済成長率を出していました。成長率ということで、この式は使えるということで、身長を例に出して、計算していました。なるほどと思いながら、自分の小遣いも計算できるなとふと思いました。今回のメインは財政の話でしたが、政府が経済的にどのような役割を果たしているのかということを学ぶのです。そこには、自分たちの身近な例を出しながら、政府の財政に関わる内容につながるように工夫していました。
最後に、通信制の「論理・表現Ⅰ」の授業でした。スポーツに関係する英文を解説しながら読み、最終的に、自分たちの好きなスポーツをひとつあげて、それについて説明する英文を作成するという流れでした。サッカーに関する英文を読んでいたのですが、担当の先生がサッカー経験者だけに、説明にも熱が入りました。競技解説も一緒に聞きながら英文を読解するという形になりました。でも、よくわかりました。で、一つのスポーツについて書くという時に、例を作成してのですが、サッカーではなく、競走馬についての話でした。それを参考にして、生徒たちがいざ書くとなると、どのスポーツにするのか迷うようです。それさえ決まれば、後は内容についてでした。写真を使って工夫する生徒もいて、完成まではいかなかったのですが、生徒たちは頑張って書いていました。