本格的な寒さ

朝、8時30分、3年生の修学旅行参加者が時間通り新大阪駅に集合しました。今日から2泊3日で、長崎・福岡方面へ修学旅行に行きます。今日は、博多まで移動して、ハウステンボスです。そして、中のホテルで一泊の予定です。あまりふだん慣れない朝早くに起きて、頑張ってきました。数人の生徒は眠いですと、言いながら楽しそうにしていました。ふだんとは違う環境での集団生活です。楽しむところはしっかり楽しんで、いい思い出を作ってきてください。期待にわくわくしながら改札をこえていく背中を見ながら、旅の無事とよい経験ができることを願っていました。昨日からの寒さも本格化してきたので、3日間、元気に過ごしてほしいですね。

さて、学校では、4年生の数学演習を見学しました。こちらは思考力検定という問題を、グループで協力し合いながら解いていくという形式でした。次々と解いていきながら、同じ班の人に説明したり、なかなか解けず、必死に考えたり、いろんな姿をみることができました。

図形の形を想像しなければならない問題は、先生が色紙をもってきてくれたので、みんなで想像した後、実際に折り紙を折って、該当部分をはさみで切ってみることで、目の当たりにできました。想像を形にすることも大事ですね。

どの授業でもそうですが、考えるということに重きをおいています。さまざまな形式で、自分たちで考える、また、話し合うことでお互いに刺激を与えあって、思考力を伸ばしていくという授業を展開しています。ただ、覚えるだけではない、暗記するだけではないという授業が今では主流です。もちろん、覚えるべきこともあります。知識を蓄えないと、使いこなすことができません。そこが大切ですね。

先日見学した英語の先生が、Google翻訳を使いこなすためには、そのまま英訳するのではなく、意味合いを変えずにわかりやすい日本語にしてからそういうツールを使えるようになってほしいという目標をおっしゃっていました。今では、いろんなツールがあります。でも、ツールを使いこなすためには、やはり知識や知恵が必要です。社会に出るときに、ぜひ身に着けてくださいね。