考査も終わりましたので、授業見学を再開しました。今日は1年生の生物基礎の授業です。先日は実験を見学させてもらいましたが、今日は座学です。タイトルの「光」がキーワードの授業でした。最初は前回の復習も兼ねて、森林の階層構造についての話でした。もちろん、これには光、すなわち太陽光が高さによってそれぞれの木に届く量というのは変わってくるということが関係してきます。
その話から、今日のメインの授業、光合成でした。光合成曲線を正しく読み取ろうという目標で授業を展開しましたが。プリントと電子黒板を用いながら、なかなか難しい課題を生徒たちはこなしていました。わかっている生徒と、なかなかわからん!って声をあげる生徒がいることはもちろんですが、わかっている生徒が教えてあげながら、授業は進んでいきました。先生も適宜、生徒たちの間をまわりながら、また、ヒントもうまく出しながら、ちょっと難しそうな問題は、全員に問いかけながら、非常にテンポのいい授業でした。今日で光合成曲線を完璧には読み取れないかもしれませんが、まだ、次の時間に復習を兼ねてできるまとめの表を残して今日は終わりましたので、おそらく次の時間には、この時間のことを思い出しながら、まとめの表を埋めることでしょう。
全員がしっかり前を向いて、取り組んでいる授業でした。
1時間の授業の中に、大きなテーマを持ちながら、ドラマチックに展開していく授業は、やはりあっという間に時間が過ぎていきます。生徒たちも、それは感じるようですね。