心地よい

今日は同じ英語の先生の二つの科目を見学しました。ひとつは、英語コミュニケーションⅠで、1年生の授業でした。いろんなアドバイスをしながら、文章をまずは発音できるようにということで、意味よりも英語に親しもうという風に指導されていました。生徒たちも、読み方をしっかりと学びながら、でも意味がだんだん気になるらしく、意味を聞いていました。英語への親しみと積極的な生徒たちとのコミュニケーションが、暖かな感じがした授業でした。

さて、標題にもしたのが次の、2年生の英語演習の授業です。ここでは、英語の曲を聴こうというのがテーマで、肩ひじ張らず、英語に浸ろうというようです。今日は、ABAの「Dancing Queen」という曲でした。担当の先生が、何度も昔の歌だと連呼していましたが、少しはまっている年代としては、非常に身近な曲でした。当時は、ディスコミュージックという感じで、本当に流行りの歌と言う感じでした。その中で、意味が分からなくても、英語で韻を踏んでいるので、聴いていて心地よい曲ですよね、という言葉に納得しました。心地よい曲というのは、歌詞がよくわからなくても聴いていられるものです。昔はまったのは、このせいかと、自分なりに納得した授業でした。歌詞の意味も教えてもらいましたが、なんとまあ、その時の状況に合わせた内容だったんだなあと思う次第です。生徒たちにある問題を考えさせていましたが、なんとなくその時の社会状況を知っていると、きっとあれだな、と自分なりに納得して教室を後にしました。