防災の日

今日、9月1日は、「防災の日」と定められています。その起源は、1923年9月1日に発生した関東大震災の教訓を忘れず、災害への備えを国民全体で怠らないためだとされています。また、立春から210日目を「二百十日(にひゃくとおか)」と呼び、一年で最も台風などの強風が多く、農作物が被害を受けやすい「三大厄日」のひとつと恐れられてきました。この日を防災の日とすることで自然災害への戒めと備えを促す意味合いも含まれています。

さて、どちらにしろ、この時期に今一度防災への意識を向上することです。今日は朝からいろんなところで防災訓練が行われていました。

関東大震災は、午前11時58分、南関東および隣接地で発生した地震災害で、死者・行方不明者は推定10万5000人と言われています。明治以後、日本で最大規模の被害となっています。

ちょうどお昼時、お昼ご飯の準備をしていたので火を扱っている家庭が多かったことと、木造の住宅が多く、燃えやすい条件がそろっていたと言われています。

先日も、火災のことをここでお伝えしましたが、不意に襲ってくる災害として、火災・震災が挙げられます。これらは、ふだんからいつ発生するかわからないというなかで、ずっと緊張しているわけにもいきませんから、日ごろからもしもこの場所で火災や震災が発生したらということを考えておくことが大切ですね。そして、家族が同じ場所にいればいいのですが、バラバラの場所にいるときは、連絡手段をどうするか、などを事前に考えておく必要があります。そういうことを考える日です。