通級指導教室の概要
通級指導教室の概要
1.指導・支援の目的
- 通常の学級に在籍している聴覚に障がいのある児童・生徒に対し、さまざまな指導・支援を行い、通常学級での学習や学校生活が円滑に行えるようにする。
2.指導・支援の内容
- 個々の児童・生徒の実態に合わせて、指導内容を決める。
(1)自立活動に関する指導
○コミュニケーションに関する指導
・発音・発語の指導
・補聴器の装用と聴覚活用に関する指導
・言語に関する学習
○障がいの認識に関する指導
(2)教科指導の補充
(3)本校の児童・生徒との交流、通話指導教室・支援学級相談(教育相談)生同士の交流
(4)在籍校との連携
・学校訪問による参観や、先生方との懇談
・通級指導教室の参観と懇談
・担任者会で情報交換
・連絡帳の活用
など
(5)保護者への支援
・保護者学習会の開催
・保護者の相談日(週1回設定)
(6)その他
・聴力測定、きこえの評価など、支援部聴能担当者が実施
3.対象児童・生徒
大阪市立及び守口市立の小・中学校の通常の学級に在籍している聴覚に障がいのある児童・生徒。
4.指導形態
来校による指導(保護者の同伴が原則)で、個別指導を基本とし、必要に応じてグループ指導を行う。
5.指導回数・時間
週に1回程度を基本とする。児童・生徒の実態を考慮しながら、保護者や在籍校の担任の意見を聞き、指導の時間帯も含めて決める。