10月1日(火)、10月7日(月)、10月21日(月)の3回にわたって、1年生の美術では、外部講師による特別授業を実施しました。講師は、口と足で描く芸術家協会の森田眞千子さんです。
はじめに、グループに色見本が配られ、「自分を色に例えると何色?」「みなさんにとって秋を表す色は?」「自分の10年後の色は?」というテーマが与えられました。直観で色を選ぶ生徒、悩みながらなかなか決められない生徒等様々でした。次も、なぜその色を選んだのか、一人ずつ発表しました。
その後、一人ひとりにハガキが配られると、「このように自由に線を描いてください」と言いながら、口に鉛筆をくわえて線を描いて見せてくださいました。生徒も、自分のハガキに線を描き、そのハガキを友達と交換すると、自由に色紙を貼っていきます。はさみを使わず手でちぎったり、重ねて貼ったりして、立体的に表現する生徒もいました。想像力を働かせ、どの生徒も思い思いの作品を仕上げていました。最後に、グループのメンバーで見せ合った後、それぞれのハガキの順番を決めてストーリーを作り上げる作業でした。どのグループも、面白いストーリーを作って、クラスの前で発表していました。
講師の森田眞千子さんから、「みんなそれぞれ違いを大切に、それぞれの良さを生かして、自分の人生を自由に彩ってください」と温かい励ましの言葉をいただきました。3回の特別授業は毎回大きな拍手で終了し、授業を受けた生徒たちには、大変思い出に残る授業になったようです。