皆既月食+惑星食 次は322年後です。

今日11月8日は、11月の満月(ビーバームーン)です。しかも、皆既月食でもあり、また、月食中に天王星が月の向こう側に隠れてしまう「天王星食(惑星食)」も同時に起きるという極めてまれな現象が日本から見ることができます。

こんな天体ショーはめったに見られるものではありません。今回を見逃すと、次に皆既月食中に惑星食が起きるのを日本で見ることができるのは、322年後の2344年7月26日の土星食まで待たなければなりません。この現象が起きるのは今夜の8時頃です。定時制の生徒の皆さんは3時間目の授業中ですね。

もし可能ならば、2時間目と3時間目の間の休み時間か3時間目と4間目の間の休み時間に、南東の空を見上げてみてはいかがでしょうか?

月食で赤銅色になった満月が見られると思いますよ。

あとは、雲が壮大な天体ショーを邪魔しないことを祈るだけです。

【追記】

午後8時40分ごろ南の空に見えた「赤い月」です。さすがに惑星までは無理ですが、何とも言えぬ不思議な光景です。