5月19日4時間目に火災の避難訓練を実施しました。
火災の想定は「3階の家庭科棟実習室から出火し、火の勢いが強くなる」というものでした。
当日、私は、出張のため学校に居ませんでしたので、教頭先生から避難訓練の様子を教えてもらいました。生徒の皆さんは、放送や授業担当の先生方の指示で火元から離れた安全な避難ルートを確認しながらグランドまでしっかり避難をしてくれました。また、消防署の方より、「生徒の皆さんは、真剣に訓練に参加し、消火訓練もしっかり取り組めていた」とお褒めのお言葉をいただき、大変うれしく思いました。「備えあれば憂いなし」です。
私は、何事にもまじめにしっかりと取り組める西野田工科定時制の生徒の皆さんのことを誇りに思っています。
最後に教頭先生の講評をのせておきます。
【防犯及び防災避難訓練での教頭先生の講評】
本日、緊急放送(非常サイレンが鳴って)がされてから全員がグランドへ集合し点呼が完了するまでの時間は5分3秒でした。 グランドへの避難は、私が思っていたよりも早く集合できたと思います。 今日の火災の避難訓練は、万一火災が発生したときに、自分や周りの人たちの命や体を守るための備えとしてやっています。 1年前になりますが、梅田の病院で放火により発生した火災で多くの方がなくなってしまいました。また、5月初めから東京で連続放火の可能性のある火事が発生しています。もなさんも、いつどこで火災に合うかわかりません。火災が発生し避難しなければならない場面にあってしまった時は、今日のことを思い出し、できるだけ冷静に安全を確認しながら素早く行動するようにしてください。 |
本日おこなった火災を想定した避難訓練についてそのポイントをまとめておきます。
(1)校内で出火を認めた場合、まず、「火災が発生したこと」を、声を出して、まわりの人に伝え、可能であれば非常ベルを押し、異常を知らせます。そして先生の指示に従って避難の準備をしてください。
(2)火災の状況は、非常サイレン、全校放送により、出火場所やその他の状況を全員に知らせます。
(3)その放送を受け、全校生徒は、先生の指示により、速やかに避難経路を通りグランドへ避難します。
次に、地震が発生した場合についてもすこしお話しをします。最近、北陸や関東でも頻繁に地震が発生し報道されています。地震もいつ遭遇するかわからない災害です。日ごろから備えることが大切です。
地震の時は、火災の時と少し避難方法が違います。
火災は安全を確保しながらできるだけ素早く避難することが大切ですが、地震の避難は、足元に散らばったがれきやガラス、上からの落下物に気を付けながら慎重に避難してください。
具体的には、
(1)大きな揺れが起こったら、蛍光灯などの落下物から身を守るため、まず、近くにあるもので頭を守ります。そして、机の下などへ避難します。
(2)そして、揺れがおさまってから、避難経路に沿って、散乱した落下物でけがをしないように慎重にグランドへ避難します。
私の方からは、
火災、地震の対応について、説明しました。
もしもの時に備えて、よく理解しておいてください。