今日は体育の授業を見学しました。体育館でショートテニスをしました。今までもしているらしくて、生徒たちはきびきびと動いていました。準備運動を終えると、生徒たちにプリントを配布。体育でプリント?と思うと一枚いただきました。ショートテニスのルール(三国丘定版)と、グループ分けの名前、試合の結果を書くところ、そして「今日頑張ること」を書く欄です。この欄を全員書いてから、活動が始まります。グループに分かれて、4か所にコートを作り、そのグループ内でシングルスの試合をしました。もちろん、生徒によってうまい下手はありますが、お互いに気を使い合いながら、また、試合ではない生徒は審判をして、盛り上げていました。担当の先生も、それぞれのコートを見ながらアドバイスしたり、褒めたりしていました。とにかく身体を動かすことを目標に、体育の時間はみんなが動きながら活動していました。最後は片づけをして、先ほどのプリントに今日の振り返りを記入して終わりです。
その時間、ただ身体を動かすだけではなく、自分で目標を立てて、それができるようにすること。一時間の授業を効果的にできるやり方だなあと思いながら体育館を去りました。学ぶことの前提に、自分がどんなことをできるようになりたいか、という明確な目標が必要です。でも大げさに目標というより、その時に頑張ることを決めればいいのですね。小さな頑張ることが積み重なってやがて大きな頑張りに届きますね。学ぶための方向付けとでも言ったらいいのでしょうか。